セーニャは95年にチリで初の国際的なジョイントヴェンチャーとしてスタート。最初から世界に通用するボルドースタイルのアイコンワインを目指しました。乾燥した地中海性気候ですが、フンボルト海流から生じる冷気、アンデス山脈から吹き下ろす風が昼夜の寒暖差をもたらします。雨が降らないので収穫を待つことができ、長いハングタイムから複雑な香味が生まれます。斜面上部は火山岩、中部は崩落質、下部はラブコ川の運んだ沖積土壌で、斜面の向きは多様です。コンサルタントのアラン・ヨークを招いて、2005年からバイオダイナミックスに取り組んでいます。