お得な情報を受け取る
グランクリュ「ミュジニー」は、シャンボール・ミュジニー村の南部に位置し、村名の由来にもなっています。石灰岩と厚い粘土からなる土壌からは、卓越したフィネスをもつワインが生み出されます。また、ミュジニーはコート・ド・ニュイのグランクリュで唯一白ワインが認められており、ミュジニーの最大所有者であるコント・ド・ヴォギュエのみが生産しています。
ラズベリーやチェリーの香りに、ムスク、ブラッドオレンジ、スパイスのニュアンスが溶け込んでいます。サテンのような質感と華やかな香りが広がり、優れた凝縮感とイキイキとした酸、柔らかく甘みのあるタンニンが印象的です。官能的でありながら軽やかな飲み心地を持ち、2021年に醸造責任者となったジャン・ルパテッリ氏による初ヴィンテージを飾る素晴らしいスタートを象徴する1本です。
ヴォギュエの歴史は、ジャン・モワソンが最初の建物を立てた1450年から、5世紀に渡り続いています。所有する畑は全てシャンボール・ミュジニー村に存在し、合計は12.5ha。畑のほとんどで有機栽培を行い、樹齢による選別も徹底しています。シャンボール・ミュジニーのエレガンスを体現した上質な赤ワインを生み出しています。