80年代にアルザスで生まれたオーレリー・ベルトは、自身のドメーヌを開くまでに経営学と経営管理の修士号を取得しています。
彼女はディジョンでのマーケティングの仕事に就いていましたが、ブリニー・レ・ボーヌのワイン生産者のヴァンサン・フルニエと出会い、ワインづくりへの情熱が高まった彼女は、2012年仕事を辞め、彼の両親が所有するドメーヌ・ド・ラ・ガロピエールの販売・事務などの業務に携わるようになりました。
2017年、オーレリーはペルナン・ヴェルジュレス、ショレイ・レ・ボーヌ、ボーヌにまたがる5.5haの畑を取得する機会を得て、彼女の名前を冠した「Domaine Aurelie BERTHOD」を設立しました。
畑の管理者としての専門的な資格を取得するために必要な専門プログラム「BPREA(Brevet Professionnel de Responsable d'Exploitation Agricole)」を数ヶ月で取得しました。
2017年の初ヴィンテージから注目され、TastevinageでMAJOR、FEMINALISEでGOLDメダル、Guide HachetteでEtoileを獲得、FEMINALISE では金賞を獲得。そして今年(2020年)はBEAUNE 1ER CRU BELISSAND 2018、PERNAND VERGELESSESS 1ER CRU LES FICHOTS 2018がTastevinageに選出され、赤ワインの2018年ミレジムがすべてTastevinageに選出されました。 オーレリーの躍進はとどまるところを知りません。
彼女のドメーヌを訪問した時は、クロ・ド・ヴージョ城で行われた「タストヴィナージュ」授賞式に行ったばかりで、その時の様子を涙混じりに熱く語っていた彼女が印象的でした。 話始めると止まらなくなる明るい人柄のオーレリーの造るワインは、ワインのプロたちが認めた高品質なワインです。