【パーカーポイント (93 - 95)点】
ロベール シュヴィヨン ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ カイユ 2019 正規品 Robert Chevillon Nuits Saint Georges Les Cailles フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2204-2-027
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販売価格 ¥ 23,100 税込
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Robert Chevillon Nuits Saint Georges Les Cailles

1.19ha。
グランクリュが存在しないニュイ・サン・ジョルジュの中で、グランクリュに最も近いと言われるのは、一級畑「レ・サン・ジョルジュ」ですが、これに匹敵する一級畑が「レ・ヴォークラン」、「レ・カイユ」です。レ・カイユはレ・サン・ジョルジュと直に隣接し、土壌と岩石組成も近いため、レ・サン・ジョルジュとほぼ同一視されるほどの銘醸畑で、レ・サン・ジョルジュを特級に昇格させるならばレ・カイユも一緒だと言う栽培農家がいるほどです。
平均樹齢は80年、中には100年を超える古樹も存在します。

若いうちから、その果実味やフレッシュさは群を抜いており、さくらんぼやローズ、バニラの甘いニュアンスも感じられます。長年にわたり、レ・カイユは一貫したプロフィールを持っておりボリューム感、絹のようなテクスチャー、フレッシュさが特徴的です。

ボリューム感、ふくよかさ、シルキーな質感が魅力

新鮮な果実とバニラの香りに、上質な甘草やスパイスのアロマが混ざり合います。洗練された口当たりをもつミディアムボディの味わいで、層状の滑らか質感、深みと凝縮感を備えています。洗練されたタンニンと生き生きとした酸があり張りのあるフィニッシュが楽しめます。

生産者
ロベール シュヴィヨン
Robert Chevillon
ワイン名
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ カイユ
Nuits Saint Georges 1er Cru Les Cailles
ヴィンテージ
2019
容量
750ml
解説
パーカーポイント: (93 - 95)点
予想される飲み頃:NA

The 2019 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Cailles was one of the more reserved wines in the range when I visited, unwinding in the glass with notes of plums, rose petals, sweet berries, orange rind and dark chocolate. Medium to full-bodied, layered and velvety, with terrific depth and concentration, beautifully refined tannins and lively acids, it's very promising.
(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)

8つの一級畑を擁するニュイのスペシャリスト

ロベール シュヴィヨン Robert Chevillon

ロベール シュヴィヨンは、五代に渡って続くニュイ・サン・ジョルジュのトップ・ドメーヌです。2003年にロベール氏が引退した後は、彼の二人息子であるドニ氏、ルトラン氏が運営を引き継いでいます。

20世紀初頭、ドメーヌはわずか3haに過ぎませんでしたが、都度規模を拡大し、今では約13haもの広さを所有しています。ACブルゴーニュやアリゴテも含め、他8つの1erワインのクリュもすべてニュイ・サン・ジョルジュ内に所有するという、まさしくニュイに特化したドメーヌと言えるでしょう。

シュヴィヨンが評価される理由は様々ですが、主に樹齢の高さ、テロワールへのこだわりがあげられます。平均樹齢は50~75年、レ・カイユ、ヴォークラン、レ・サン・ジョルジュは樹齢100年にもなる古樹が存在しています。単位面積当たりの収量は30~35ヘクトリットルで、古樹ゆえの自然な収量制限こそが、シュヴィヨンのワインの凝縮感の源なのです。また、「ワインの良し悪しは畑の段階で決まる」という信念のもと、モダンな醸造技術を柔軟に取り入れつつ、伝統を重んじてテロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りを続けています。彼らは、ブドウ本来の魅力が引き出されるように、畑をきちんと管理し、よりテロワールの個性が反映されるよう、努力を惜しみません。手作業での収穫はもちろんのこと、収穫後にはブドウの実の選別を行い、ワイン造りに適した、熟したブドウのみを使用します。農法はリュット・レゾネ(減農薬栽培)を採用し、剪定を短くするなどして収量を極限まで抑えています。醸造は低温マセラシオンを5-6日間行い、その後自然発酵が行われます。1級に関しては100%除梗を行い、アルコール発酵は温度が35℃程度になるまでは自然に任せるスタイル。熟成に関しては、新樽比率が30%、18ヶ月間の樽熟成が行われています。

かつては、特級をもたないニュイ・サンジョルジュのスペシャリストでしたが、レ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ばれるワイン造りの姿勢や情熱、特級への昇格が検討中のレ・サンジョルジュの素晴らしさが評判となり、ここ数年の間に人気は鰻上りとなっています。中でも一級畑のレ・サン・ジョルジュ、レ・ヴォークラン、レ・カイユは、ベルトラン氏が三大テロワールと呼ぶほどのドメーヌ自慢のワインで、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかく、ヴォークランがもっとも骨格がしっかりしている、レ・サン・ジョルジュはその中間的なバランスの取れた唯一無二の存在です。


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