フィネスのレベルが格段にあがり高く評価されているシャンボールを代表するドメーヌ
ドメーヌ・アミオ・セルヴェルは、シャンボール・ミュジニー周辺に畑を所有する家族経営のワイナリーです。 ピエール・アミオの息子であるクリスチャンは、1975年にエリザベート・セルヴェルと結婚し、1989年に父が亡くなるまで、義父のドメーヌ(セルヴェル・タショ)で働き、その後、ドメーヌ名をアミオ-セルヴェルに変更しました。
現在、彼らの子供であるプリューヌとアントワーヌが加わり、プリューヌがブドウ栽培と醸造を担当しています。彼女は、コート・ロティで2年間働いた後、ボーヌのメゾン・ジャフラン で3年間、醸造を担当した経験を持つ醸造専門家です。二人の参加はドメーヌの発展に大きく貢献しており、最近のヴィンテージではフィネスのレベルが格段にあがり高く評価されています。
この家族は、シャンボールを中心に、Amoureuses、Charmes、希少なDerriere La Grangeなどの1erクリュを中心とした、素晴らしいポートフォリオを所有しています。さらに、クリスチャンの兄弟に貸していたシャルム・シャンベルタンとクロ・サン・ドニの2つのグラン・クリュを加え、ポートフォリオを拡大しました。
2003年以降、畑を有機栽培に切り替え、土壌微生物学の世界的な権威であるフランスのクロード・ブルギニョン夫妻のコースにも参加しました。2008年のヴィンテージからは、すべてのワインが有機認証を取得したオーガニック認証生産者です。
ドメーヌのワイン造りの方針はシンプルで、キュヴェによって50~100%の除梗を行います。プリューヌは、発酵の間に、味に応じて非常に穏やかなルモンタージュやピジャージュ(注入に近い)を行い、新樽の使用はワインによって15~50%と控えめです。
生産量は少なく、シャンボールの1erクリュの中には、新樽と中古樽の2樽のみというものもあります。
彼らのワインは、果実の純度が非常に高く、優れたテロワールを忠実に表現しており、エネルギーと緊張感に満ちています。
火打石のアロマを想起させる長期熟成のポテンシャルを持つワイン
25%の全房発酵を取り入れ、フレンチオーク樽(新樽25%)で18ヶ月間熟成させたワインです。火打石のアロマを想起させるような香り。フレッシュなワインで、時間が経つにつれてすべてのフレーバーが引き出されるでしょう。しっかりとした骨格、適度なストラクチャーを備え、素晴らしい余韻のあるワインです。
生産者 | アミオ セルヴェル Amiot Servelle |
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ワイン名 | クロ サン ドニ Clos Saint Denis |
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解説 | ヴィノス: (94-96)点 予想される飲み頃:2023 - 2048
The 2018 Clos Saint-Denis Grand Cru includes 25% whole bunch fruit. The bouquet shows much more complexity compared with the Charmes-Chambertin: crushed limestone sprinkled over the blackberry and blueberry fruit, beautifully defined and focused. The palate is medium-bodied with fine tannins, assiduously judged acidity and a mineral-driven finish that seems to lacquer the mouth after it has departed. This is a superb Clos Saint-Denis from Amiot-Servelle that should age with panache. (Vinous, November 2019)
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