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ビービー グラーツ テスタマッタ 2018 Bibi Graetz Testamatta イタリア 赤ワイン

商品番号 2108-1-249
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販売価格 ¥ 15,400 税込
メンバー価格 ¥ 10,800 税込
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TESTAMATTA

イタリアにおける 「テスタ・マッタ」とは、強烈な個性、独特のスタイル、前向きな姿勢と創造性を持つ人物のことです。前向きでクリエイティブ、そして情熱的なビービー氏を表現するのに最適な言葉です。ビービー・グラーツのフラッグシップワイン、すなわち生産者の『顔』となるワインをこれ以上うまく表現できる名前は他にないでしょう。彼自身、「テスタマッタ」を造ったときは、これ以上出来ないというところまで自分を追い込んだそうです。ワイン造りはもちろん、ラベルデザインやネーミングに1年半以上の年月がかかったそうです。初めはニューヨークのデザイン事務所に依頼し、何百もの案を検討したそうですが、納得できず、全身全霊をかけたワインを私の分身のように感じたとき、「テスタマッタ(“クレイジー”、もしくは“独自の姿勢で物事に取り組む人”、を意味する)」という表現が浮かんだそうです。その途端「これだ」と思い、自分で絵を描かれました。その後ワインの専門誌や品評会で高い評価を受賞し、「どんな魔法を使って、短期間でこんなに素晴らしいワインを造ったんだ?」と聞かれた際には「もちろん私は魔法使いではありません。ただ、この世にない価値を生み、人々に感動を与えたかった。そのために、まさにクレイジーになって「テスタマッタ」に取り組んだのです。」と答えられていました。ここに、彼のすべてが詰まっています。ただ、がむしゃらにブドウとその土壌に向き合ったからこそ、世界中にファンができるよう古樹のサンジョヴェーゼ100%で造られるこのワインは、伝統と創造性の融合から生まれたもので、トスカーナのサンジョヴェーゼの概念を高め、"スーパータスカン"を次のレベルに引き上げるものとなりました。ワイナリーで最も優れた5つの畑から収穫されたブドウを使用したこちらのワインは、世界中で高評価を獲得。計り知れないテクスチャーとエレガンスを兼ね備えた出来栄えです。

醸造と熟成
テスタマッタのブドウは、ワイナリーの最良の5つの畑から選び抜かれたものです。(キャンティ・クラシコの中心に位置する標高600メートルと400メートルのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280メートルのヴィンチリアータ、フィレンツェの北部に位置するルフィーナ渓谷に向かうロンダ、トスカーナ南部の標高250メートルのシエナ。)それぞれの畑は区画ごとに分けられ、ブドウを完璧な熟度を求めるため、最高8回、手摘みで収穫されます。5つのブドウ畑はいずれもトスカーナの異なる地域に位置し、それぞれ樹齢が非常に高い(最長80年)ことが特徴です。ブドウは除梗と圧搾が行われる前に、ワイナリーで2度目の選果が行われます。発酵は、温度管理や "セニエ"は一切行わない開放式の樽(225L)で天然酵母と土着酵母によって行われ、1日に6回の手作業によるピジャージュが行われます。そして7~10日間のマセラシオンを行った後、異なる区画ごとに分けて、樽で2年間熟成されます。

2018ヴィンテージ

トスカーナの2018年ヴィンテージを表現するのに最適な言葉はバランスと調和です。季節は穏やかで安定していたためすくすくと十分に成長し、果実の品質という点では素晴らしいヴィンテージとなりました。夏は日中の日照に恵まれ、夜間は爽やかでした。収穫は9月末に始まり、10月中旬に終了しました。

サンジョヴェーゼ100%

「サンジョヴェーゼのエレガンスさは、常にテスタマッタのワインの大きな特徴となっています。このヴィンテージは、サンジョヴェーゼがフレッシュでフルーティかつエレガントで余韻が長い品種であることを示しています。ブラックベリーやブルーベリーの豊かな香り、土のようなアロマ、柔らかなミネラル感が特徴的です。それらがあることで、なめらかで重要なタンニンを伴う力強さが際立ち、ワインに長い余韻を与えてくれます。このテスタマッタは、洗練された繊細な味わいをもつ、私がこれまで造った中で最も偉大なワインのひとつです。」 - ビービー・グラーツ

生産者
ビービー グラーツ
Bibi Graetz
ワイン名
テスタマッタ
Testamatta
ヴィンテージ
2018
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 94点
予想される飲み頃:2022 - 2042

The 2018 Testamatta shows elegant Sangiovese purity and transparency, starting with delicate wild berry and blueberry tones and finishing long with pretty accents of crushed limestone and a touch of campfire ash. In the glass, the wine is radiant and vivid with a luminous ruby or garnet color. Oak use is reduced to a bare minimum, with barrels that are up to their 16th year of use. "The older they are, the better," Bibi explains. As the wine opens in the glass, it presents pretty lilac and violet. This wine represents a blend of fruit from various sites (all with old vines that are farmed organically) across the region of Tuscany. The northern-most sites close to Florence tend to add the floral notes that are so characteristic of this cool vintage (which saw a bit more rain than average and extra work in the vineyards to kept these vines healthy). I visited the vineyards with Bibi in 2018 and remember how beautiful the grapes appeared on the vines. Much of the fruit used here comes from the Vigna del Cancello in Casciano del Murlo, which is midway between Siena and Montalcino. These southern sites give the wine its backbone and tannins. Bibi Graetz tells me that he struggled to create the blend for this 60,000-bottle release. He decided on a final blend, only to change his mind and re-blend two and a half months later. His second stab was specifically aimed at capturing finesse and softening the wine's tannic imprint. Indeed, the wine ultimately offers more in length (with fresh fruit flavors and bright acidity) than it does in power or mid-palate. The finish is silky, long and very fine.
(August 2020 Week 3, The Wine Advocate, 21st Aug 2020)

地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二の芸術作品

ビービー グラーツ Bibi Graetz

アーティスティックなラベルとイタリアトップクラスの品質で非常に人気の高いビービー・グラーツ。フィレンツェの芸術一家に生まれたビービー・グラーツは、自家消費用のワイン造りを手伝い始めたことがきっかけで、芸術作品としてワインを手掛けるようになりました。彼の故郷への強い思いとその独創性によって、地域のテロワールを見事に反映した、唯一無二のワインを生み出し続けています。そのために取り入れているのが、225Lの樽を縦置きにし、そのまま発酵させる製法です。こうすることで、ブドウの果皮についた野生酵母を使うため、土地そのものをワインに表現することが出来るのです。この一風変わった樽発酵の方法が大きな成功を収め、ビービー・グラーツのワイナリーを象徴する手法となっています。
型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。
ビービー氏の古木への愛情により、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。
ビービー氏は古いブドウ畑に魅了され、その繊細さ、エレガンス、そしてそこから生まれる果実の純粋さに惹かれました。今では、ビービー・グラーツが、トスカーナで最大の古木のブドウ畑のコレクションのひとつを所有し、今も、ぶどう畑の手入れを自ら行いながら、新しいワインを生み出しています。雄大な景色を持つ美しい畑で栽培された、‘アーティスト‘ビービー・グラーツが造り出す楽園の世界をお楽しみください。


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