【パーカーポイント 92点】
ポッジョ アッレ ガッツェ デル オルネッライア 2020 オルネライア Poggio alle Gazze dell Ornellaia イタリア 白ワイン

商品番号 2308-1-190
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販売価格 ¥ 8,470 税込
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ボルゲリ白の新しい形

「ここにしかないミクロクリマによって生まれる地中海のエレガントなスタイル」がコンセプトのソーヴィニヨン・ブランを主体とした限定生産の白ワイン。ヴィンテージによってセパージュが異なり、ヴィオニエやヴェルメンティーノなどをブレンド。ブドウの持つアロマティックな成分を完璧に保ったままにするため、収穫は手摘みによって早朝に行われ、セラー到着後ブドウはすぐに冷却されます。
その後入念に選果されたブドウを全房のままゆっくりと圧搾。発酵と熟成には新樽と使用済みの小樽、ステンレスタンク、コンクリートタンク、オーク桶が区画ごとに使い分けられます。発酵は22度以下で行われ、マロラクティック発酵は行いません。その後澱と共に6ヵ月間熟成したワインを最終的にブレンドし、更に12ヵ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。地中海地方のテロワールを見事に表現した、熟した果実の香り、しっかりとした骨格が感じられる味わいです。

ボルドーも近年は温暖化の影響で、白ワインの糖度と熟度が上がっています。温暖なボルゲリの地でトライアルを繰り返してきたオルネッライアのワインはバランスとメリハリがあります。オルネッライアが長年取り組んできたポッジョ・アッレ・ガッツェはボルゲリの白ワインの可能性を物語っています。

2020ヴィンテージ

2020年は6月の雨で水不足のストレスがなく、8月13日にソーヴィニヨン・ブランを摘み取り始めた。早めの収獲でフレッシュ感を保っている。

ブレンド内訳は、ソーヴィニヨン・ブラン69%、ヴェルメンティーノ22%、ヴィオニエ5%、ヴェルディッキオ4%。

■味わい
外観は輝きのあるイエロー。グラスからは、ライムやレモン、白桃、洋ナシなどの果実のアロマが溢れ出します。白い花やアカシア、セージ、ハーブ、ミントのニュアンスが加わり爽やかな印象。口に含むと、エレガントで輪郭のしっかりとした味わいが広がります。凝縮した果実味と生き生きとした酸味が、絶妙なバランスを見せる上品な1本。余韻は躍動感があり、心地よい酸味伴って長く続きます。ソーヴィニヨン・ブランの活力が際立ち、暑い生育期にも関わらず明るく表情豊かな印象です。

生産者
オルネッライア
Ornellaia
ワイン名
ポッジョ アッレ ガッツェ デル オルネッライア
Poggio alle Gazze dell' Ornellaia
ヴィンテージ
2020
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 92点
予想される飲み頃:2022 - 2025

The Ornellaia 2020 Poggio alle Gazze dellOrnellaia is a delightfully fresh and tonic white blend made primarily with Sauvignon Blanc supplemented by Vermentino and Viognier. It pours from the bottle with crystalline luminosity and displays a full range of varietal flavors from lime to lemon grass, white flower and acacia. Despite the hot growing season, the wines acidity is vibrant and bright.
(The Wine Advocate, May 13, 2022)

スーパータスカンの筆頭

オルネッライア Ornellaia

サッシカイア、ソライアと並び「3大アイア」としてイタリアワイン界のトップに君臨。スーパータスカンの代表格として確固たる地位を築き、「ボルゲリの奇跡」とも称される偉大なワイナリー「オルネッライア」は1981年にロドヴィコ・アンティノーリによって創設。
当初ロドヴィコはカリフォルニアでのワイン造りを考えていましたが、カリフォルニアワインの伝説的な醸造家アンドレ・チェリチェフから「ボルゲリはポムロールやサンテミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」と教えられ、故郷ボルゲリでワイナリーを設立することを決意。偉大なボルドーのシャトーに比肩するワインを生み出すため、創設当初はアンドレ・チェリチェフを、1991年からはミシェル・ロランがコンサルタントとして招かれました。2005年からはボルドー出身の醸造家アクセル・ハインツが醸造責任者を務めます。こうしてジャコモ・タキスがコンサルタントを務めたアンティノーリやサッシカイアとは異なる、国際色豊かな醸造家のもとでイタリアワインの殻を破る歴史を歩み始めます。

妥協なきワイン造りの追求
ワイン造りを始めるにあたり、大切にしているのは「品種と土地のマッチング」。ボルゲリの土壌は石灰岩、片岩、泥灰土、粘土、泥土、砂、小石、砂利などが複雑に混ざりあいますが、オルネッライアでは1982年の植樹以降、海抜50-120mに広がる115haの所有畑を土壌・ミクロクリマから70の区画に分け、最適な品種を栽培しています。海沿いという好立地により、ブドウは日光に加え海からの反射光をしっかりと浴びて育ちます。同時に、涼しい海風がゆっくりとした成熟を可能にし、夜間には丘から冷涼な風が吹くので、高い熟度がありながらフレッシュな酸が備わります。高い品質の裏にはこうしたテロワールの優位性が積み重なっているのです。広大な畑は全てサステイナブル農法で管理され、一部はオーガニック栽培を行います。また驚くべきことに全区画手摘みで収穫を行うので畑には約80名のスタッフが在中しています。さらに、2016年には選果の精度を高めるために光学式選果台も導入。その後各品種・区画ごとに醸造。アルコール発酵は主にステンレスタンクで行い、熟成にはオークの大樽、バリック、ステンレス、コンクリートタンクをキュヴェ毎に使い分けて使用。熟成を経たワインは厳しい判断基準のもとブレンドされます。ヴィンテージへのこだわりがよく分かるのが2006年から開始した「ヴェンデミア・ダル・ティスタ(芸術の収獲)」というプロジェクト。「ワインは人と同じで収穫年ごとに全く異なる個性を持つ」という考えのもと、世界の著名アーティストに依頼し、新しい収穫年の本質とその特徴をラベルの中にも表現しています。

世界トップクラスの評価
恵まれたテロワール、最先端の技術、惜しみない手間、妥協なき品質へのこだわりのもと生み出されるオルネッライアのワインは、濃厚でパワフルでありながら、滑らかで柔らかい。オークにのった甘い果実が溢れ出す甘美なスタイルです。同時に尋常ではない気品と完成度があり、一流のワインに求める品格を見事に備えています。2001年にはワイン・スペクテーターの「ザ・トップ100・ワイン」にて、フラッグシップキュヴェであるオルネッライアが第1位を獲得。さらにワイン・アドヴォケイト誌ではボルドー5大シャトーに比肩するスコアを毎ヴィンテージでコンスタントにたたき出しています。今後も革新を続けながらイタリアのトップワイナリーとして君臨し続けることは疑いようもありません。


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