セリタスは、創業者ジョン・レイテックを筆頭に、単一畑にフォーカスしたワインを手掛けるカリフォルニアのワイナリーです。ジョンはフラワーズ、リース、コパンで経験を積み、2011年から2017年までLIOCOのワインメーカーを務めていました。妻のフィービーはロシアン・リバー・ヴァレー出身で、彼女の両親が始めたポーター・バス・ヴィンヤードは、現在セリタスのシャルドネの供給元の一つとなっています。
2005年のファーストリリース以来、ソノマ・コーストやロシアン・リバー・ヴァレーなどの冷涼な優良畑と長期契約を結び、ワインを生産。その中には、かつてキスラーの「キュヴェ・キャサリン」に使われていたオキシデンタル・ヴィンヤードも含まれます。また、サンタ・クルーズ・マウンテンのトラウト・ガルチやピーター・マーティン・レイの畑からもワインを手掛けています。トラウト・ガルチはクッチやアルノー・ロバーツが使用することで知られる畑ですが、セリタスも同等の評価を得ています。ワイナリーでは有機農法とビオディナミを採用し、ブドウは手作業で収穫・選別。最高品質の果実のみを使用しています。
こうした丁寧なワイン造りが評価され、ジョン・ボネの『ニュー・カリフォルニア・ワイン』でシャルドネのトップ・プロデューサーに選出。近年はピノ・ノワールの評価も急上昇し、イギリスの『デカンター』誌が2016年にブルゴーニュ以外の最高のピノ・ノワールを選出した際、「ヘレンタール・ヴィンヤード オールドショップ・ブロック ソノマ・コースト 2013」が「傑出したワイン」に選ばれました。さらに、2017年ヴィンテージについてアントニオ・ガッローニが「並外れている」と評するなど、数々の高評価を獲得しています。