【パーカーポイント 92点】
ニコラ ジョリー クロ ド ラ クレ ド セラン 2004 Nicolas Joly Clos de la Coulee de Serrant フランス ロワール 白ワイン 新入荷

商品番号 2406-1-143
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数々の偉人が訪ねた由緒正しい畑クレ・ド・セラン

クレ・ド・セランはシトー派修道僧により12世紀に植えられた由緒ある畑で、以来800年以上もの間ブドウ栽培が行われています。ルイ11世、14世はナポレオンの妻であった女帝フィーヌなど様々なフランスの偉人がこの地をを訪れたという記録も残るほど、著名な歴史を誇ります。1962年に歴史好きであったニコラ氏の父が購入した区画は、1976年からニコラ氏が引き継いでおり、7haの畑すべてを現在ジョリー家のみが唯一所有する区画、モノポール(単一所有)として知られています。

生産者
ニコラ ジョリー
Nicolas Joly
ワイン名
クロ ド ラ クレ ド セラン
Clos de la Coulee de Serrant
ヴィンテージ
2004
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 92点
予想される飲み頃:N/A

The deep brass-colored 2004 Savennieres Coulee de Serrant offers a yet more unusual aromatic spectacle than the Clos de la Bergerie. Apricots and their kernels, quince paste, marzipan, jasmine, and daffodil-like, faintly stinky, musky floral notes are backed by animal and mineral nuances I find impossible to pin down. In the mouth, there is a satiny texture, salty, saliva-inducing mineral inflections, persistent musky florality, and high-toned inner-mouth esters. Salt, stone, quince paste, pistachio, honey and fruit pits dominate this densely-compressed wine’s impressively long finish. It lacks the charm of Joly’s ostensibly lesser 2004s, but then, charm is probably not high on his list of vinous virtues. How will these 2004s age? I know of many vintages of Coulee de Serrant that have needed years just to come around to the level of richness or expressiveness that these display today. But frankly, I am skeptical of the future development of these 2004s. After 18 hours, they showed interesting development, but nothing one could really call improvement. (And it need not matter, as they were gorgeous an hour after opening.) After 36 hours (from roughly 1/3 full bottles) they were unappetizingly oxidized, the Clos de la Bergerie looking like a pale Amontillado sherry - not the behavior one anticipates from young Chenin.
(The Wine Advocate, Aug 31, 2007)

ワイン業界を変えたとも言えるロワールの重鎮

ニコラ ジョリー Nicolas Joly

ファミーユ・ジョリーは現オーナーであるニコラ・ジョリー氏が一代で名声を築き上げた、ロワールを代表するワイナリーです。フランスで初めてビオディナミを導入し、成功させたことで知られるニコラ・ジョリーですが、その影響力は莫大なもので、手間がかかるにも関わらず、今では、一流生産者がこぞって取り入れているほどです。あの、ブルゴーニュのルロワ女史も彼に影響を受けたと言われています。ニコラ氏は昆虫がいなくなったりや草が生えなくなる畑に疑問を感じ始め、その当時当たり前とされていた除草剤や化学肥料の散布を止め、ビオディナミを取り入れたぶどう栽培をフランスで初めて導入しました。

ビオディナミの伝道師、ニコラ・ジョリーの来歴
ニコラ氏はコロンビア大学でMBAを取得し、その後ウォール街、モントリオールの金融省、モルガンスタンレーで働いていたという、ビジネス界での輝かしい活躍の経験を持つ異色な経歴の持ち主です。1976年に仕事を辞めフランスへ帰国。母が運営していたワイナリーを継ぎ、ワイン造りを始めました。現在でも、ビジネスマン時代に培った分析能力を現在のドメーヌ経営にも活かし、栽培・醸造を行っています。

ニコラ氏のポリシーが凝縮されたワイン造り
ニコラ氏は1984年からビオディナミ農法を採用し、化学製品を一切使わず、馬と手作業でブドウ栽培と収穫を行っています。動物も飼育し、環境づくりに貢献します。樹齢が高く、低い収量で育ち、シュナンブランの特徴をじっくり見ます。 収穫は数回繰り返し、ワインは深い黄金色または琥珀色になります。

現在は子供たちもドメーヌに参画し、家族経営のファミーユ・ジョリーへ
「美味しいワインである前に、その土地固有の繊細さを表現した本物のワインでなくてはならない」と、1980年から部分的にビオディナミを導入したニコラ氏は、1984年からすべての畑でビオディナミを行っています。その後、2001年にはビオディナミの団体「Return to Terroir」を創立。ジョリー氏はこの団体を通じて世界中で講演し、原点へ回帰を提唱しています。2002年からは娘のヴィルジニー、そして近年には息子のヴァンサンもドメーヌに参画。『家族でニコラの意思を引継ぎワイン造りをおこなっている』という思いから、2019ヴィンテージからエチケット上のドメーヌ名がそれまでの「Nicolas JOLY」からフランス語で家族という意味の「Famille JOLY」に変更されました。

飲む方にさらに美味しさをお伝えするために
ニコラ氏が「私のワインは開けてから時間が経つとともに美味しくなり、数日後にピークとなる」と語る通り、彼の手がけるワインはどれも驚異的な生命力を持っています。若いうちは力強いミネラル感や酸によって香りや味わいが硬く閉じていますが、時を経ることによってワインの持つ様々な要素がまとまり、味わいに深みが出ます。よりおいしく味わうには、飲む前に数回デキャンティングもしくは24時間前に抜栓することをおすすめします。適温は14~15℃。抜栓後3~4日するとより一層ワインは開き、味わいが増していきます。この味わいの変化も楽しみながら、遠いフランスに住むビオディナミの伝道師、ニコラ氏に思いを寄せてみてください。


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