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ルイ ロデレール クリスタル ロゼ 2012 ギフトボックス ルイロデレール ルイ・ロデレール Louis Roederer Cristal Rose フランス シャンパン シャンパーニュ

商品番号 2006-1-110
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ロシア皇帝に献上した19世紀から不変のエレガンス

ルイ・ロデレールは1840年代に畑の購入を始めました。クリスタルの区画はロシアの皇帝アレクサンドル2世の特注を受けて造り始めた時から変わっていません。後にグランクリュに格付けされた、チョーク質の強い最高の畑です。

2006年からビオディナミへの転換を始め、クリスタル2008年のロゼはすべて、ビオディナミのブドウから造られました。2012年になって、クリスタルもロゼも100%ビオディナミのブドウから造られるようになりました。これによって品質がさらに上がりました。

クリスタルの魅力はチョーキーなミネラル感を伴うフィネスと、驚くほど熟成するエネルギーにあります。20年は楽に進化します。クリュッグのように熟成してからリリースするスタイではなく、比較的早めにリリースされます。その時点でもおいしいのですが、何本か購入して寝かせるのも楽しみです。

2000年代のヴィンテージの評価は、基本的に高得点ですが、2006年以降ぐっと評価が高まっています。もちろん、それ以前のものは発展して、別の世界を見せてくれます。

無限のハーモニー、完成形に達したクリスタル2012

シャンパーニュのルイ・ロデレールのプレスティージュキュヴェ「クリスタル」は、来年1月発売の2012ヴィンテージから、100%ビオディナミのブドウで造られる。シェフ・ド・カーヴのジャン・バティスト・レカイヨンが「新しいページをめくった」と自負する自然派ワインを試飲しながら、ブドウ栽培の歴史から現在のワイン造りまで聞いた。

1999年にメゾンのシェフ・ド・カーヴとなったジャン・バティストは、2000年からサステイナブル、ビオロジック、ビオディナミにトライし、ビオディナミの効果を確認した。熟度が高くなり、pHは低くなった。2018年には自社畑240haのうち126haが、AB(Agriculture Biologique)からビオロジックの認証を得た。10年以内にすべての畑のビオロジック認証を目指している。

ビオロジックで耕作する畑も実際には、ビオディナミを実践している。クリスタルの2008ロゼはすべてビオディナミのブドウから造られ、クリスタル2012のブランがこれに続いた。クリスタルはブランもロゼも2012ヴィンテージからビオディナミとなった。

ジャン・バティストは、1940-1950年代をこう振り返る。当時は畑がすき入れされ、収量が低く、糖度が高かった。1947、1949、1959、1962年などを試飲すると、熟度が高く、ドザージュは少なく、凝縮度が強い。1940、1950年代のシャンパーニュはその時代の味がするという。

「ブドウに限らず、1970年代からすべての農産物に農薬を使うようになった。シャンパーニュでは収量が高まり、すき入れをしなくなった。ブドウが熟さず、酸が高かったのを、醸造でカバーしてマチエール(構成要素)を出して、まろやかにしようとして、マロラクティック発酵をするようになった」

ジャン・バティストはビオディナミによって、ルイ・ロデレールの畑が当時の状態に戻ったと考えている。「クリスタル2012は1990年代、2000年代とは違うバランスがある。新たなページをめくった」と自負する。糖と酸のバランスがとれていて、フィネスとエレガンスが詰まっている。
ワインレポート(山本昭彦氏)より抜粋

生産者
ルイ ロデレール
Louis Roederer
ワイン名
クリスタル ロゼ
Cristal Rose
ヴィンテージ
2012
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 98点
予想される飲み頃:2025 - 2065

The 2012 Cristal Rosé is showing brilliantly, unwinding in the glass with a beautiful bouquet of fresh peach, bergamot, strawberries, tangerine and blanched almonds that's still quite reserved. On the palate, the wine is full-bodied, deep and strikingly complete, its vinous attack segueing into a multidimensional core that exemplifies the ideal of power without weight, built around a racy but integrated spine of animating acidity and complemented by an exquisitely refined mousse. All the concentration of the 2012 vintage is on display, but it's rendered with terrific finesse. Decidedly youthful and introverted - indeed, I spent several hours with a bottle to compose this note - the 2012 will really come into its own with five or six years in the cellar and displays all the attributes necessary for considerable longevity. It's a blend of 56% Pinot Noir and 44% Chardonnay that saw no malolactic fermentation, and it was disgorged with eight grams per liter dosage.
(March 2020 Week 1, The Wine Advocate, 6th Mar 2020)

シャンパーニュの最高峰に立つメゾン

ルイ ロデレール Louis Roederer

ルイ・ロデレールが世界の最高峰に立つシャンパーニュのメゾンであることは間違いありません。ドン・ペリニヨン、クリュッグ、ポル・ロジェなどのライバルは存在しますが、年産100万本近い規模で、ノンヴィンテージからプレスティージュまで高い品質を保っているのはルイ・ロデレール以外ありません。

畑の半分はビオディナミで栽培し、耕作には馬も使用しています。畑の半分がビオロジックの認証を得ています。シャンパーニュは緻密な醸造技術を求められますが、素材となるブドウが優れていなければ話は始まりません。ルイ・ロデレールのすべてのシャンパーニュに共通する透明感は、ビオディナミからくるのです。


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