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1851年創業のシャルル・エドシックは、古代ローマ人がチョークを掘削した跡を使った熟成用のクレイエールを47個有し、地下30メートル以上の深さの低温で、湿度が高い環境に、数百万本のシャンパーニュを熟成しています。
メゾンはカーヴに眠るボトルを「コレクション・レクレイエール」として、2017年から発売しており、4度目のコレクションとして、瓶詰めが1987、1990、1995、2000、2001のボトルを、ヴィンテージを記した「Mis en Cave」のラベルを貼ってリリースしました。「Mis en Cave」のコンセプトシャルルエドシックは時代に先駆けカーヴでの熟成期間やデゴルジュマンの年を公開し、これまで多くのメゾンが情報を公にすることがない中、マルチヴィンテージが持つ並外れた可能性を消費者に伝えました。多くの人が瓶詰の時期や熟成期間を気にすることのなかった時代に、比較することで感じられる魅力を伝えるべく、新たな世界への道を切り開いたのです。各ボトルは熟成期間に応じて、シャルルエドシックのスタイルと調和しながらそれぞれの個性が発展していきます。熟成期間によって生まれるニュアンスの多様性は、豊富なリザーヴワインと各生産段階でなにより品質を重視して行ってきた結果が表れています。したがって、このMis en Caveを通じてシャルルエドシックの本質を理解することが可能でしょう。 事実、良いシャンパーニュは良いワインと同じように熟成します。時間はその品質と個性の重要な鍵となります。「コレクション・レクレイエール」は熟成していながらもフレッシュ感を失わず、精妙さと複雑性を保つハーモニアスな性格は不変で、しなやかなテクスチャーは際立っています。
・ブリュット ミレジム2000×1本MILLESIME 2000BLEND: 60% Pinot Noir, 40% ChardonnayCELLARING: 2001DEGORGEMENT: 2012BOTTLES AVAILABLE: 1240洗練されたシャンパーニュクリーミーでたっぷりとした泡に洗練された黄金色。トーストされた香りにタンジェリン、マンゴー、金柑のフルーティーなアクセントに繋がります。しっかりとしたストラクチャーがあり、今後の熟成が期待できます。・ブリュット(瓶詰2001年)×1本Mis en Cave 2001BLEND: 37% Pinot Noir, 42% Chardonnay, 21% Pinot MeunierCELLARING: 2001DEGORGEMENT: 2006BOTTLES AVAILABLE: 240豊かでエレガントなシャンパーニュ黄金に近い濃いめの色調、レモンオイル、アプリコット、黄桃、石、まろやかなテクスチャー、生き生きした酸を残していて、空気にふれてエキゾチックに広がります。豊かさと厚みはひかえめで上品。リザーヴが少ないせいかエレガントな仕上がりです。
19世紀に創立された偉大なシャンパン・ハウスが居並ぶランスには、エドシックという名前を持つメゾンが3つあります。その中でも品質のトップをいくのが「シャルル・エドシック」です。 シャルル・エドシックの中でも、熟成したブラン・ド・ブランの醍醐味をたっぷりと味わえる「ブラン・デ・ミレネール」はシャンパーニュファン必見の逸品です。