コラール・ピカールの歴史は1889年にまでさかのぼります。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のコラール家のオリヴィエ・コラールと、コート・デ・ブラン地区のピカール家のカロリーヌ・ピカールが、1996年に結婚し、家族経営でレコルタン・マニピュランをスタートさせました。
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両方の地区の畑を所有しているのが最大の強みです。とりわけ、シャルドネはグランクリュのメニル・シュール・オジェ、オジェ、ピノ・ノワールはプルミエクリュのヴェルテュに畑があります。メニルの畑はサロンに隣接しています。
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オーガニックなアプローチで栽培し、草生栽培、耕作を行い、計16haの畑の47区画を別々に醸造しています。醸造にはフードルも使用し、瓶内熟成には天然コルクを使用。マロラクティック発酵をせず、切れ味と繊細さを備えるスタイルに仕上げています。
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2002年のみ生産された至極の1本
2002年にコート・ド・ブランとヴァレ・ド・ラ・マルヌで収穫された最高品質のぶどうをマロラクティック発酵やろ過をせず、澱と一緒に樽で18か月熟成し作られたシャンパーニュ。樽熟成することで旨みをぎゅっと凝縮させた至極の1本。
Archievesが生産されたのはこのヴィンテージのみで、今後の生産予定はなし。
生産数は750mlが8000本、マグナムが400本、ジェロボアムが120本。
程よい酸味、クリーミーな味わい。りんご、トースト、ほのかにスパイスを感じ、複雑に交わるアロマを楽しめる。フォアグラや肉料理との相性が良い。
エチケットは布製、コルクはミュズレが誕生する前に用いられていた、麻ひもで縛る伝統的な手法で留められており、麻ひもを切るためのはさみが付属している。
品種:80%シャルドネ、20%ピノ・ノワール
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2002 コラール・ピカール アルシーヴ
2002 Collard Picard Archives
容量: 750ml