シャンパーニュの南東部に位置するオーブ地方は、ここ数年注目されているエリアです。 ここで、1986年に家族が所有するブドウ畑を取り戻し、ぶどうの栽培を行った「ヴェット エ ソルベ」のベルトラン・ゴトロは、このエリアのグロワーのパイオニアです。
謙虚で、誠実で、慎重で、断固とした姿勢を持つベルトラン氏はテロワールへのこだわりが強く、1998年からは、土壌の特徴を強化し生態系とその自然なバランスを大切にするために、全区画をビオディナミ栽培に切り替え認証を取得しました。 現在、オーブ地方を代表する生産者の多くが自然に近い形でワインを造っているのは、ベルトラン氏の例によるところが大きいと言えます。