アンリ ジロー フュ ド シェーヌ MV18 NV アンリジロー アンリ・ジロー アイ グラン クリュ Henri Giraud Fut de Chene MV18 フランス シャンパン シャンパーニュ

商品番号 2403-1-161
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メゾンの哲学が表現されたプレステージシャンパーニュ

メゾン創設期のキュヴェで、メゾンのスタイルを定義していると言っても過言ではありません。ネックの”MV”に続く年号は、ワイン全体の70%を占めるメインのヴィンテージを表し、残りの30%が 1990年以降のパーペチュアル・リザーブ(長年、ワインを継ぎ足し続けて熟成させたリザーブワイン)といった構成です。「フュ・ド・シェーヌ(木樽)」のネーミング通り、アルゴンヌ産の特別なオーク樽を使用し熟成されます。また、14つの畑の計30区画から厳選される、多様性に富んだブドウが使われるため、複雑味とリッチでパワフルな味わいを楽しめることも特徴です。
フォアグラやパンデピス、魚介類のキャセロール(北米の家庭料理の1種で野菜、肉、パスタ、米、チーズなどにソースを絡め、耐熱容器であるキャセロール鍋に入れてオーブンで焼いた料理)、肉料理、熟成したチーズなどとよく合います。凝縮された複雑なアロマを楽しむためには、ボリュームのあるグラスで冷やし過ぎずに飲むのがおすすめです。

MV18

MV18は、ブレンドの2/3を2018年収穫の葡萄で造られています。メゾンのスタイルに忠実にピノ・ノワールが大部分(80%)を占め、アイ村らしい塩味の効いた上質なシャルドネによって、気品あるきめ細かさが添えられています。また、使用される樽の半分は新樽で、ワインに木の香りを与えています。

■味わい
アプリコット、ピーチ、タンジェリン(オレンジの1種)、スパイス、ドライフラワーのノートが感じられます。フルーティ、最後に塩のタッチがあります。トリュフのリゾットやホタテの白ワインクリームソースにもよく合うでしょう。

生産者
アンリ ジロー
Henri Giraud
ワイン名
フュ ド シェーヌ MV18
Fut de Chene MV18
ヴィンテージ
NV
容量
750ml

樽使いの魔術師

アンリ ジロー Henri Giraud

アンリ・ジローの歴史は創業者フランソワ・エマールが1625年、アイ村に畑を手に入れたことから始まります。現在のアイ村の所有畑は8ha。12代目のクロード・ジローが樽使いにこだわる「フュ・ド・シェーヌ 1990」を世に出し、世界的な注目を集めました。アイ村出身のセバスチャンは1973年生まれ。アンリの娘と結婚し、シャンパーニュでビオディナミを先駆的に研究した醸造家ジョルジュ・アルディからシャンパーニュ造りを学びました。

樽で森のテロワールを表現する

アンリ・ジローは樽使いの魔術師と呼ばれます。2016年に醸造施設からステンレスタンクをなくして、卵型コンクリート槽や樽を発酵や熟成に使っています。

かつてはランスに大勢いた樽職人がいなくなったため、アンリ・ジローは自らアルゴンヌの森に分け入って、190-300年の高樹齢の木から、良質の樽材を探します。樫の木が育つテロワールの違いが、シャンパーニュに映し出されます。アンリ・ジローのシャンパーニュは、樫の木の区画によって、下草やキノコの香りが出たり、果実が前面に出る場合もあります。

ピノ・ノワールに強いアイ村のメゾン

アイ村はヴァレ・ド・ラ・マルヌの中でも優れた村の集まるグランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌの筆頭格です。日照時間の長い南向き斜面は、マルヌ川の反射を受けて熟度が上がる一方で、川から吹く涼しい風がフレッシュ感をもたらします。石灰岩土壌がベースですが、崩落した土壌がたまる斜面下部は表土が厚い。下部はシャルドネを植えて、豊満なピノ・ノワールとバランスをとっています。


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