【パーカーポイント 96点】
アンリ ジロー フュ ド シェーヌ MV13 ギフトボックス 1ケース 6本 アンリジロー アンリ・ジロー アイ グラン クリュ Henri Giraud Fut de Chene MV13 フランス シャンパン シャンパーニュ

商品番号 1906-1-034-6s
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メゾンの哲学が表現されたプレステージシャンパーニュ

メゾン創設期のキュヴェで、メゾンのスタイルを定義していると言っても過言ではありません。ネックの”MV”に続く年号は、ワイン全体の70%を占めるメインのヴィンテージを表し、残りの30%が 1990年以降のパーペチュアル・リザーブ(長年、ワインを継ぎ足し続けて熟成させたリザーブワイン)といった構成です。「フュ・ド・シェーヌ(木樽)」のネーミング通り、アルゴンヌ産の特別なオーク樽を使用し熟成されます。また、14つの畑の計30区画から厳選される、多様性に富んだブドウが使われるため、複雑味とリッチでパワフルな味わいを楽しめることも特徴です。
フォアグラやパンデピス、魚介類のキャセロール(北米の家庭料理の1種で野菜、肉、パスタ、米、チーズなどにソースを絡め、耐熱容器であるキャセロール鍋に入れてオーブンで焼いた料理)、肉料理、熟成したチーズなどとよく合います。凝縮された複雑なアロマを楽しむためには、ボリュームのあるグラスで冷やし過ぎずに飲むのがおすすめです。

シャンパーニュ地方のアルゴンヌの森の樫でできた特別な樽で熟成されたキュヴェ

2013年をベースに1990年からソレラ方式で蓄積するリザーブワイン30%をブレンド。アルゴンヌ産オーク新樽で発酵・熟成している。アイのピノ・ノワール80%、シャルドネ20%。オレンジを帯びた黄金、白桃、ドライイチジク、砕いた石、グリップがあり、リニアで、心地よい緊張感を秘めている。まろやかなテクスチャー、潮のしぶき、ほのかに甘く、繊細で、継ぎ目のないフィニッシュ。ドザージュは7g/l。
(山本 昭彦氏のコメント ワインレポートより)

生産者
アンリ ジロー
Henri Giraud
ワイン名
フュ ド シェーヌ MV13
Fut de Chene MV13
ヴィンテージ
NV
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96点
予想される飲み頃:2019 - 2029

Disgorged in November 2017, the finest Champagne that I have ever tasted from Giraud is the NV Brut Grand Cru Aÿ Fût de Chêne MV13, a blend of 70% Pinot Noir and 30% Chardonnay that's based on the 2013 vintage, supplemented by fully 40% older wine from a perpetual reserve. Wafting from the glass with a rich bouquet of buttered yellow orchard fruits, brioche, dried white flowers, peach, orange rind and smoke, complemented by some delicate oxidative top notes, it's full-bodied, broad and vinous, with an enveloping attack, a deep and layered core, lively acids and a long, sapid finish. While the vins clairs spent a year in oak, the wood influence is much more discrete than has sometimes been the case with Giraud's wines, contributing texture and a gentle aromatic patina but remaining in a supporting role. Powerful but precise, this is a terrific effort that comes warmly recommended.
(Issue 244 End of August 2019, The Wine Advocate, 31st Aug 2019)

樽使いの魔術師

アンリ ジロー Henri Giraud

アンリ・ジローの歴史は創業者フランソワ・エマールが1625年、アイ村に畑を手に入れたことから始まります。現在のアイ村の所有畑は8ha。12代目のクロード・ジローが樽使いにこだわる「フュ・ド・シェーヌ 1990」を世に出し、世界的な注目を集めました。アイ村出身のセバスチャンは1973年生まれ。アンリの娘と結婚し、シャンパーニュでビオディナミを先駆的に研究した醸造家ジョルジュ・アルディからシャンパーニュ造りを学びました。

樽で森のテロワールを表現する

アンリ・ジローは樽使いの魔術師と呼ばれます。2016年に醸造施設からステンレスタンクをなくして、卵型コンクリート槽や樽を発酵や熟成に使っています。

かつてはランスに大勢いた樽職人がいなくなったため、アンリ・ジローは自らアルゴンヌの森に分け入って、190-300年の高樹齢の木から、良質の樽材を探します。樫の木が育つテロワールの違いが、シャンパーニュに映し出されます。アンリ・ジローのシャンパーニュは、樫の木の区画によって、下草やキノコの香りが出たり、果実が前面に出る場合もあります。

ピノ・ノワールに強いアイ村のメゾン

アイ村はヴァレ・ド・ラ・マルヌの中でも優れた村の集まるグランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌの筆頭格です。日照時間の長い南向き斜面は、マルヌ川の反射を受けて熟度が上がる一方で、川から吹く涼しい風がフレッシュ感をもたらします。石灰岩土壌がベースですが、崩落した土壌がたまる斜面下部は表土が厚い。下部はシャルドネを植えて、豊満なピノ・ノワールとバランスをとっています。


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