【パーカーポイント 90点】
シャトー レヴァンジル 2002 Chateau lEvangile フランス ボルドー 赤ワイン

商品番号 2406-1-133
[ 385 ポイント進呈 ]
クール便対応可能
販売価格 ¥ 38,500 税込
メンバー価格 ¥ 34,800 税込

ペトリュス、シュヴァル・ブランなど数々の有名シャトーに隣接する、絶好の区画から生まれる希少なキュヴェ

シャトー・レヴァンジルは、ポムロール地区の最上級銘柄と言われる、ペトリュス、シュヴァル・ブラン、ラ・コンセイヤントに接する恵まれた区画を所有しています。畑は、緑色の重い粘土質土壌が砂利の層に覆われおり、この良質な土壌が偉大なメルローを育て、シャトー・レヴァンジルの並外れたパワーと深みのまさに鍵となっています。

エレガントでありながら、力強いストラクチャーを持つミディアムボディのワイン

暖かく乾燥した冬の後、開花期には寒さと多雨が続きました。そのため、クリュール(花の流産)やミレランダージュ(受精不良による実の不均一な成長)といった問題が発生しました。しかし、7月と8月の寒さの後には、幸運にも素晴らしい9月が訪れました。
アルコール発酵は、温度管理されたコンクリートタンクで約10日間実施。ポンピング・オーバーとマセラシオンの時間は、それぞれのタンクのテロワールとタンニンの成熟度に応じて調整され、マセラシオンの期間は、メルローが平均27日間、カベルネ・フランが平均28日間でした。マセラシオンの後、ワインはマロラクティック発酵のために新樽に移され、その後17ヶ月間熟成されます。使用される樽は、ポイヤックのトネレリー・デ・ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)製です。

【味わい】
深いルビー色と紫がかった色調で、デリケートなノーズはカシスを思わせる黒い果実のアロマに、ローストしたコーヒーのノートが強調されています。力強く滑らかなタンニンのストラクチャーと、果実味豊かでフレッシュなアタックが特徴です。ふくよかで持続性のある味わいがあり、バランスの取れた複雑なフィニッシュを持っています。

生産者
シャトー レヴァンジル
Chateau l'Evangile
ヴィンテージ
2002
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 90点
予想される飲み頃:2007 - 2017

A successful wine for a Right Bank Pomerol, this is an elegant but strongly constituted, medium-bodied L’Evangile with a deep ruby/purple-tinged color, sweet blackberry, raspberry notes, with a distinctive earthiness, medium body, surprising potency (13.8% alcohol) and a long finish with sweet tannin. The blend in 2002, according to Jean Pascal Vazart, was 78% Merlot and 22% Cabernet Franc. The tannins are sweeter than I would have thought, so I suspect this wine will drink well early, but have good keeping qualities. Anticipated maturity: 2007-2017.
(The Wine Advocate, Apr 29, 2005)

ロスチャイルド家が手掛けるシャトー

シャトー レヴァンジル Chateau l'Evangile

ペトリュス、シュヴァル・ブラン、ラ・コンセイヤントなど、ポムロール地区の数々の輝かしいシャトーに隣接しているシャトー・レヴァンジル。レヴァンジルの歴史は18世紀半ばにまで遡ります。1741年、シャトーは「CH.FAZILLEAU」という名前で設立されました。その後、何度か所有者を変えた後、1957年にルイ・デュカス氏が購入。デュカス家は当時、霜害により荒廃していた畑の再建と、レヴァンジルの名声を取り戻すことに尽力しました。 その後、1990年にラフィットを手掛けているドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドが所有者となり、それ以来、セラーの改装などを行い、品質はますます向上しました。その高い品質から、実質的にはペトリュスやラ・フルール・ペトリュスと比較しても、 遜色がないと言われています。

ポムロールとサン・テミリオンの境界に位置する場所に約22haの畑を所有しており、メルロ75%に対しカベルネ・フラン25%を栽培しています。アッサンブラージュはヴィンテージによって変化しますが、おおむねメルロ85%に対しカベルネ・フラン25%となっています。畑は砂利を含む砂質粘土質土壌で構成されており、凝縮感溢れる果実味を備えたブドウが成熟します。

醸造はラフィットの技術責任者エリック・コレールの下、伝統的な手法でワイン造りを行っています。造られるワインは、メルロの芳醇でしなやか果実味が溢れる、フィネスに富んだスタイルに仕上がります。ポムロール地区のワインは個性的である一方、やや独特の飲みづらさが感じられるケースもありますが、その中でもレヴァンジルは飲みやすい方であり、エレガントで繊細な香りと味わいが楽しめるワインと言われています。比較的長期熟成にも耐えられるので、良いヴィンテージであれば30年寝かせることも可能です。

ポムロール地区の高級ワインは、シャトーの畑が小さいことも多いことから、少量生産の傾向にあります。その中でも、レヴァンジルは特に希少と言われており、日本に輸入される数も決して多くはありません。そのため、市場に出回る数が少なく、出会うことすら難しいワインとしても有名です。一部の評論家は今後価格が上がっていくと危惧していることもあり、ぜひ早いうちに飲んでおいた方が良いワインの1つとしておすすめです。


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