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ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオンは、2009年に「レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン」から改名されて生産が始まりました。セカンドラベルとは言え、年間平均1,000ケースと生産量が少なく、国外への輸出も限られているため、人気の高い稀少なアイテムとなっています。
外観は美しい淡い黄色。最初のノーズは力強くフルーティーで、桃とカリンの香りが広がり、後に、繊細な木の香りとトーストの香りも感じられます。アタックはソフトで美味しく、セミヨン主体(74.8%)のため、ワインはフルボディでわずかに甘みがあります。フィニッシュはほろ苦く、とても爽やかです。
5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。