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シャトー・オー・ブリオンのセカンドワインは、ファーストと同じ畑のブドウを使用し、違いと言えばブドウ樹の樹齢のみで、その他はファーストと同じように丁寧に造られています。ファーストよりも手頃な価格で楽しめ、長期熟成ももちろん可能ですが、若いうちからオー・ブリオンのエレガンスを堪能できる点が魅力です。ロバート・パーカー氏は「今やボルドーで最高のセカンドワインの1つであり、いくつかのヴィンテージでこれをしのいだ事のあるセカンドワインといえば、名高いシャトー・ラトゥールのレ・フォール・ド・ラトゥール位のものだ」と称賛しています。2007年ヴィンテージから名称が「バーン・オー・ブリオン」から「クラレンス・ド・オー・ブリオン」に変更。
ダークベリーやバラの花びら、葉巻のアロマに加え、ほのかにブラックオリーブのニュアンスが感じられます。ミディアムボディで、しなやかなタンニンとリッチで深みのある味わいが魅力的。シナモンやハーブを感じさせる味わいが余韻に長く続きます。
5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区からメドック1級に格付けされているシャトー・オー・ブリオン。シャトーには500年以上の歴史があり、創始者であるジャン・ドゥ・ポンタック以降、数々のオーナーの手に渡るなかで、シャトーは限りない発展を遂げてきました。1934年にアメリカのディロン家が所有してからは、最先端の技術が採用され、より品質を高めています。エレガントで香り高く、柔らかみがあるため、他の5大シャトーに比べて親しみやすいスタイルです。