【パーカーポイント 96+点】
シャトー レ カルム オー ブリオン 2018 オーブリオン Chateau Les Carmes Haut-Brion フランス ボルドー 赤ワイン

商品番号 2111-1-054
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販売価格 ¥ 19,800 税込
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ロバート・パーカー氏も称賛!オー・ブリオンと同等の優れた畑から生まれる、素晴らしい品質のワイン

オー・ブリオンと同じと言われる恵まれた土壌を持つ畑から生まれるワインです。クラシックなエレガンスさが特徴のペサック・レオニャンのワインですが、レ・カルムのグラン・ヴァンはその中でも独自の魅力を持っています。前例のない割合で使用されたカベルネ・フランがシルキーな力強さを提供し、その後カベルネ・ソーヴィニヨンの強さがそれを引き継ぎます。その構造の上に、メルローが丸みのある繊細な果実味を発展させます。これらのバランスが見事に調和し、複雑でありながらも美味しさを追求したスタイルを確立しています。

ロバート・パーカー氏も「最近のヴィンテージのものは、常に掘り出し物として位置づけられている。格付シャトーに昇格されてもよいシャトーだ。」と称賛していることからも、その品質の高さがうかがえます。また、年間の生産量が非常に少ないことから、日本に入ってくる数は極僅かであるため希少性も高いワインとなっています。

生産者
シャトー レ カルム オー ブリオン
Chateau Les Carmes Haut-Brion
ヴィンテージ
2018
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96+点
予想される飲み頃:2026 - 2056

The 2018 Les Carmes Haut-Brion is composed of 37% Cabernet Franc, 34% Cabernet Sauvignon and 29% Merlot. It was made using 52% whole cluster and has 13.75% alcohol. It was aged in 75% new oak barriques, 16% foudres and 9% amphorae. Deep garnet-purple in color, it needs a little coaxing before bursting from the glass with vibrant scents blackberry preserves, redcurrant jelly, mulberries and Black Forest cake, leading to an undercurrent of pencil lead, black truffles, cast-iron pan and charcoal with an emerging waft of violets. The elegantly crafted, medium-bodied palate dances with red and black fruits before bursting into earth and mineral sparks. It has a sturdy frame of firm, grainy tannins and bags of freshness, finishing long and savory. The stem tannins lend this wine a firmness and textural interest, which should integrate further with another 5-6 years in barrel, allowing the nuances to shine through even more, then you can continue to enjoy its slow evolution for a further 30+ years.
(End of March 2021, The Wine Advocate, 1st Apr 2021)

2023年≪フランス最高の50人のヴィニュロン≫の1位を獲得したギョーム・プーティエがディレクターを務める、ボルドー市街に唯一畑を持つシャトー

シャトー レ カルム オー ブリオン Chateau Les Carmes Haut-Brion

レ・カルム・オー・ブリオンは、ボルドー市に畑の区画がある唯一のシャトーで、10haを超える畑を所有しています。メドック格付け第一級シャトー、オー・ブリオンとグラーヴ格付け特級のラ・ミッション・オー・ブリオンの向かいに位置していることから、それらのシャトーと基本的に同じ気候条件でブドウは育ちます。また、かつてはレ・カルム・オー・ブリオンはオー・ブリオンの一部だったという経緯もあることから、オー・ブリオンと同じ恵まれた土壌を持つ素晴らしい畑です。さらに、春の霜から守られブドウが早く成熟するという、特異なミクロクリマ(微気候)も備えています。

歴史的にみると、1854年から1789年の間はカルメル会修道院が所有しており、フランス革命後、ボルドーのネゴシアンだったシャントカイユ家が買収。19世紀初めにシャトーと3haの庭園が造られました。その後、2010年末に地元アキテーヌ地方の不動産開発業者のパトリス・ピシェがシャトーを買収し、大量の資本を投下した改革を計画。 更なる品質の向上を目指してプドウ畑の改善や新たなセラーの建設などを行っています。

また、それらの改革と共にシャトーの可能性を引出しカタチにしているのが、コンサルタントのステファン・ドゥルノンクール氏とディレクターのギョーム・プーティエ氏です。ステファン氏は、カベルネ・フランの比率を高めることでよりエレガンスを追及。カベルネ・フランは熟しにくい品種ですが、気候変動に負けないフレッシュ感をもたらすため、どのシャトーも比率を上げています。ボルドー右岸で使われることが多い品種ですが、レ・カルム・オー・ブリオンは市街地であることから、他のシャトーより気温が3度高いため、熟しやすいという特徴を持っています。そして、フィガロ紙の2023年≪フランス最高の50人のヴィニュロン≫の1位を獲得し、30年のワイン造りのキャリアを持つギョーム氏は、ボルドーでは珍しい最大40%までの全房発酵の導入やアンフォラ(陶器の器)やセラミックでの熟成など、従来の方程式を捨てて、10年がかりで現在の個性的な手法を完成させました。変革と挑戦を恐れないこの二人の情熱が、シャトーのスタイルにより一層磨きをかけているといって間違いないでしょう。


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