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アルタ・エゴとは、ラテン語で「分身、無二の親友」という意味。その名の通り、シャトー・パルメの単なるセカンドラベルという位置づけではなく、パルメの分身として造られたワインです。
淡い輝きのあるガーネット、ラベンダー、レッドカラント、ブラッドオレンジ、ベイリーフ、砕いたばかりのベリーの皮を感じるようなフレッシュなタッチ、タンニンはきめ細かな海砂のようにサラサラとしていますが、しっかりとグリップがあります。生き生きした酸とジューシーな果実とタンニンのバランスがとれており、しっかりした品格と余韻の長さが残ります。
マルゴーのテロワールの個性を見事に表現しているパルメは、あのシャトー・マルゴーに次ぐ評価を受けており、1級と2級の中間の価格で取引されています。パルメの真髄は、その芳醇さと、素晴らしくきめの細かいタンニンに由来する触感の質です。また時間と共に強まるその芳香は逸品です。テロワールも関係していますが、メルローの割合が高いことも大きな要因です。