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秀逸テロワールから生まれる、セカンドラベル。プルミエ・クリュの若株ブドウ樹を厳選し醸されるワインで、収穫から醸造、瓶詰め作業までファーストラベル同様に丹精込めて造られる。また、フィリピーヌ・ド・ロートシルト夫人は、著名ポスター画家ジャン・カルリュのデッサン画からインスピレーションを得たラベルを採用。セカンドワインと、1945年から巨匠美術家の作品がラベルに飾られている「ファースト」との絆を象徴する思いが込められている。初回ヴィンテージ(1993年)は、「ムートン・ロスチャイルドのセカンドワイン」と呼ばれていたが、1994年から現在の名称に。『プティ・ムートン』とは、ドメーヌ敷地中心にたたずむフィリピーヌ夫人の邸宅の呼び名でもある。
2016年のボルドーは2015年に続くグレートヴィンテージでファーストラベルのムートンはRP100点、プティ・ムートンもRP93点という高得点を獲得(グレートヴィンテージの09、10、15と同じ点数)しています。カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%とレ・ゾート・ド・スミスとブレンド比率が逆転。ブラックベリー、カシス、タバコ、背骨がしっかりとしている。砕いた石、鉄分を帯びていて、ほのかなほろ苦さとうまみがアクセント。安定感がある。
ムートンのアートラベルは、1924年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵がポスター画家ジャン・カルリュに依頼したのが始まりでした。その後、1945年からはアートラベルが毎年企画されるようになり、シャガール、ピカソ、ダリといった巨匠アーティストを起用。ムートンの卓越した品質もさることながら、そのラベルの優れた芸術性から、世界中のワイン愛好家に高い支持を受けています。