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カロン・セギュールが手がける、フレッシュでフルーティーな味わいが魅力の親しみやすいサードワインです。以前は「サン・テステフ・ド・カロン・セギュール」としてリリースされていましたが、2019年ヴィンテージから現在の名称に変更されました。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンをバランスよくブレンドし、カロン・セギュールならではのエレガンスを表現。「C」には、サードワインを意味するアルファベットの3番目の文字、Calon Segurの頭文字、そしてシャトーのシンボルであるハート(フランス語で“Coeur”)の3つの意味が込められています。醸造工程の大部分は上位キュヴェと同様で、主な違いは若いブドウ樹を使用している点のみ。贅沢な造りが特徴の一本です。年間生産量:約5万本
ベルガモットや熟したイチゴのような赤系果実のアロマに、ほのかにリコリスのニュアンスが漂います。口に含むと、フローラルな印象にユーカリのような爽やかさが重なり、ピュアで伸びやかな味わい。タンニンはしなやかで心地よく、余韻にはほのかなミネラル感が感じられます。赤身の肉やチーズと好相性です。
ハートマークのラベルでよく知られている日本でも人気の高いシャトー。カロン・セギュールの要は醸造責任者のヴァンサン・ミレです。マダム・ガクストンの時代に始まり、保険企業「シュラヴニー」が買収してからも、支配人のローラン・デュフォの下で彼が才能を発揮しています。醸造設備にも十分な投資が行われており、品質をより確かなものにしています。