【パーカーポイント 91点】
シャトー カロン セギュール 2013 Chateau Calon Segur フランス ボルドー 赤ワイン

五大シャトーに追随する高品質！ボルドーの伝統的なスタイルに忠実な「王道ボルドーワイン」

カロン・セギュールのワインは、ボルドーの伝統に忠実な堅実なスタイルが特徴です。ロバート・パーカー氏も「サンテステフのシャトーの中で、最も伝統的なスタイルを守り続けている」と評価しています。
所有する畑は砂利で覆われ、水はけが良く、ローマ時代からブドウ栽培に適した産地として知られています。砂利の下には鉄分を多く含む石灰岩があり、この土壌からは豊かで凝縮感のあるタンニンを備えたワインが生まれます。
また、冷涼な気候の影響で綺麗な酸を持つブドウが育ちます。平均樹齢22年のブドウは手摘みで収穫され、手作業で選果された後、約18～20ヶ月間熟成。濃厚で甘いタンニンと果実味が口中に広がる存在感のあるワインで、味わいの深さと余韻の長さも特筆すべきポイントです。

2013ヴィンテージ

2013年のカロン・セギュールは、疑いなくこのヴィンテージの主役の一つだ。収穫はメルロが10月初旬、カベルネ・ソーヴィニヨンが10月第2週まで行われた。メルロは常に最終的なブレンドで重要な役割を担ってきたため、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率がこれほど高いカロン・セギュールは（過去3～4年のノートをすべて調べなければならないが）記憶にない。不透明な紫色で、お香、クレーム・ド・カシス、甘草、黒鉛のタッチの輝かしいノーズを持つ。ワインはフルボディで豊満、肉付きが良く、特にこのヴィンテージのワインとしては驚くほど深く濃厚である。特にこのヴィンテージのワインとしてはリッチ。とはいえ、タンニンは柔らかく、2～3年の瓶熟成で比較的親しみやすくなるはずだ。このワインは上昇傾向のワインだ。
ブドウ品種：カベルネ・ソーヴィニヨン92％、メルロ6％、プティヴェルド2％

生産者

シャトー カロン セギュール
Chateau Calon Segur

ヴィンテージ

2013

容量

750ml

解説

パーカーポイント: 91点
予想される飲み頃：2018 - 2032

The 2013 Calon Segur is a Saint Estèphe that should not be ignored. It has developed an attractive bouquet with blackberry, graphite and a hint of vanilla in the background. No, it is not an intense bouquet, yet winemaker Vincent Millet has conjured aromatics that frankly shade many other Left Bank properties this year. The palate is medium-bodied with fine tannin and crisp acidity. There is tangible energy here with a cohesive and silky textured finish. What is lacks in depth it compensates with a sense of panache. It will be earlier drinking than other vintages, but the class comes through. Bravo to Vincent and his team for making the best wine they possibly could in this challenging vintage.
(227, The Wine Advocate 29th Oct 2016)