クロ・ド・ヴージョ
ブルゴーニュ・ワインの産地として印象的な場所でもある。ヴージョ。石垣(クロ) に添って50ヘクタールの葡萄畑がある。ルロワの所有はわずか1.9ヘクタール。ルロワの畑の3分の2は斜面下部の、排水もよくない沖積土壌であるが、そんな環境下で秀逸なワインを造り出す。ビオディナミ農法による技術と収穫量に関する厳しい自己規制によって、悪環境を克服した結果だ。年間わずか約4千本の生産量。通常ワインの3分の1の生産量である。1995年産はヴェルヴェットの肌合い、ミディアムからフルボディの重厚さを有し、素晴らしいスパイス香に濃密な黒苺系の果実味がこのワインの特徴を一層引立てる。
「マダム・ルロワの愛からワイン」 星谷ひとみ著 文園社
- 生産者
- ドメーヌ ルロワ
Domaine Leroy - ワイン名
- クロ ド ヴージョ グラン クリュ
Clos de Vougeot Grand Cru - ヴィンテージ
- 2015
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 96+点
予想される飲み頃：2030 - 2065
The Domaine Leroy 2015 Clos de Vougeot Grand Cru is a wine for the ages, opening in the glass with a classic bouquet of incense, smoky black fruits, red cherry and pencil shavings. On the palate, the wine is full-bodied, deep and firm at the core, with an ample chassis of fine-grained tannins, excellent concentration and a firm, structural finish. Of all the Domaine Leroy 2015s, this - along with the Clos de la Roche?will demand the most extended cellaring.
(Interim End of March 2018, The Wine Advocate 30th Mar 2018)
