【ヴィノス 87+点】
ルーロ ムルソー レ ティエ 2008 Roulot Meursault Les Tillets フランス ブルゴーニュ 白ワイン

商品番号 2204-1-370
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生産者
ルーロ
Roulot
ワイン名
ムルソー レ ティエ
Meursault Les Tillets
ヴィンテージ
2008
容量
750ml
解説
ヴィノス: 87+点
予想される飲み頃:NA

Bright pale yellow. Reduced nose hints at smoke and sulfides. Then fat and sweet but reduced, with slightly edgy acidity giving the finish a bitter edge. Hard to taste today and in need of at least a few years in bottle. Roulot racked this wine in August of 2009 without adding sulfur or exposing the wine to air as the malolactic fermentation had not yet finished.
(Vinous, September 2010)

コシュ・デュリ、コント・ラフォンと並ぶブルゴーニュ白ワインの3大生産者のひとつ

ルーロ Roulot

ドメーヌ・ルーロは、コシュ・デュリ、コント・ラフォンと並んで、ブルゴーニュ白ワインの3大生産者として注目されています。

ムルソーにあるルーロ家の起源は18世紀末にさかのぼりますが、現在のようなドメーヌの形を築いたのは、ギー・ルーロです。

彼は、同じムルソー村のジュヌヴィエーヴ・コシュとの結婚と自身の努力によって、ルーロ家が所有する最良区画をさらに増やしていきました。

当時、ブルゴーニュのヴィラージュワインは、そのほとんどが複数の畑からのブレンドで、畑名をラベルに記載するのは1級畑以上のワインでした。しかし、ギー・ルーロは、ヴィラージュワインといえどもそのテロワールを表現することが重要と考え、これらのヴィラージュクラスの畑のブドウをブレンドせず、単一の畑のブドウでワイン造りを行ったパイオニアでした。
当時はこのような考えはかなり革命的で、今日のようなクリマのテロワールという考えを発展させ、他のドメーヌにも影響を与えました。

ギー・ルーロは、1982年に若くして他界し、その跡を当時パリで俳優活動をしていた息子のジャン・マルクが継ぐことになります。
彼が父の跡を継ぐと決意したのは、父の死後から7年後の1989年でした。彼がドメーヌの指揮をとる準備ができるまでは、デュジャックで見習いをしていた「リトライ」のテッド・レモンなど数人が交代で手伝っていました。

ジャン・マルクが指揮を執るようになり、ドメーヌはさらに躍進し高い評価が集まっています。
ムルソーの多くの生産者がリッチで濃厚な白ワインを造っていた頃、ジャン・マルク・ルーロは、清らかな白のブルゴーニュを造ることでその常識を覆しました。ピュアでストレート、そしてミネラル感があり、セラーでの長期熟成に適したムルソーは多くの愛好家から愛されており、世界中が探し求める入手困難なワインです。


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