【パーカーポイント (93 - 95)点】
ドメーヌ ド ラルロ ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ クロ デ フォレ サン ジョルジュ 2018 Domaine de lArlot Nuits Saint Georges Clos des Forets Saint Georges フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2108-1-012
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販売価格 ¥ 27,500 税込
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Domaine de l'Arlot Nuits Saint Georges Clos des Forets Saint Georges

こちらの赤ワインはニュイ・サン・ジョルジュの畑のアイデンティティを見事に表現しています。香りは、カシスとブラックベリーにスパイス、甘草、皮革、ブラッドオレンジの濃い香りが加わった複雑なブーケを持ち、味わいは濃密で力強いです。引き締まった骨格とタンニンが印象的で、熟成と共に、エレガンスが現れます。
一級畑クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュは、面積7.2haのドメーヌ・ド・ラルロが所有するモノポール畑で、畑の位置はオスピス・ド・ニュイが単独所有するレ・ディディエを挟んでニュイ・サン・ジョルジュ最高の一級畑レ・サンジョルジュと横並びに位置します。土壌は深く、シルトと粘土で構成される緩斜面となっており、ニュイ南部で特徴的な力強い濃厚なワインが造られます。さらに、区画内で高度差が38mもあり、それぞれ異なるブドウが出来るのが最大の特長です。丘の上部から取れるブドウからはエネルギッシュさ、中部からは円みや豊満さ、下部からはフィネスが与えられます。同一畑で同生産者がこういった、特殊なテロワールを持つブドウを手に入れる事はとても稀で、ここにモノポールの強みがあります。もちろん、モノポールだからといってこれほどのテロワールが異なる区画は極めて稀で、ラルロならではと言えるでしょう。この強みを最大限生かすために、それぞれの高低差のある区画を分けて収穫し、それらを分けて醸造します。それぞれの区画からの葡萄だけでも質の高いワインが出来ますが、最終的にそれらをブレンドし、ひとつのキュヴェとしてリリースします。そうすることで、単一区画だけでは表現できなかった味わいの奥深さや複雑性、テロワールの偉大さを表現しています。

社内試飲で「即仕入」を決めた、今楽しめる華やかな1本

ブルーベリーや野イチゴの果実味の中にフローラルな華やかな香りと林床のアーシーな香りが魅力的なワインです。味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニンと深みがあり、シームレスなテクスチャー。果実味とタンニンが印象的な長いアフターテイスト。
社内試飲で、即仕入を決めた今楽しめる華やかな1本です。

生産者
ドメーヌ ド ラルロ
Domaine de l'Arlot
ワイン名
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ クロ デ フォレ サン ジョルジュ
Nuits Saint Georges 1er Cru Clos des Forets Saint Georges
ヴィンテージ
2018
容量
750ml
解説
パーカーポイント: (93 - 95)点
予想される飲み頃:NA

The 2018 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forêts St Georges is a lovely wine in the making, wafting from the glass with aromas of cherries, wild berries, spices, licorice and smoked meats. On the palate, it's medium to full-bodied, fleshy and textural, its muscular chassis of powdery tannin entirely cloaked in fruit, concluding with a long and nicely defined finish.
(January 2020 Week 2, The Wine Advocate, 10th Jan 2020)

変化の中に、伝統を継承するニュイ・サン・ジョルジュのPetit DRC

ドメーヌ ド ラルロ Domaine de l'Arlot

ドメーヌ・ド・ラルロは、1987年に、アクサ・ミレジム(保険会社)がジャン・ピエール・ド・ソメ氏と共同でドメーヌ・ジュール・ベランから、クロ・ド・ラルロ(4.0ha)、クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ(7.20ha)の2つのモノポールと、クロ・デュ・シャポー(1.55ha)を買ったことがきっかけで始まりました。ニュイ・サン・ジョルジュから南に2km程に位置するプレモーにドメーヌを構えています。

ジャン・ピエールは、ドメーヌ・デュジャックの創設者であるジャック・セイス氏に師事していたため、ドメーヌ創設当時から、デュジャックの影響を多く受けていました。その後、1991年にはヴォーヌロマネ・レ・スショ(0.85ha)、ロマネ・コンティと道を挟んですぐ向かい側のロマネ・サン・ヴィヴァン(0.25ha)を購入し現在約14haのブドウ畑を所有しています。ブドウ畑は2000年から部分的に、2003年からは完全にビオディナミが導入されており、テロワールをワインの味わいに生かすことが重視されています。ジャン・ピエール氏の後、オリヴィエ・ルリシュ氏や、さらにドメーヌ・ド・ラルロの名声を高めたジャック・デヴォージュ氏(現在のドメーヌ・ランブレイの醸造責任者)などの素晴らしい醸造家に受け継がれた後、現在は厳しい選考の末、メゾン・アレックス・ガンバルで醸造責任者を勤め、フィリップ・コランやクレール・ノダンで修業していたジェラルディンヌ・ゴド女史がテクニカル・ディレクターとして2014年から起用されています。2014年の醸造はジャック氏がジェラルディンヌ氏と合同で行った、ドメーヌ・ド・ラルロの中でも唯一無二のヴィンテージとなっています。彼女はブルゴーニュ出身の微生物学者兼エノロジストで、前任者のジャック氏やアクサの責任者も彼女しかいないと太鼓判を押したほどの逸材です。約30年間の間に様々な変遷があったドメーヌ・ド・ラルロですが、テロワールを最大限に引き出す作り方はどの時代も共通しているため、どの時代のワインにもエレガントなスタイルが継承されています。


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