【パーカーポイント 96点】
デュジャック クロ ド ラ ロッシュ グラン クリュ 2005 Dujac Clos de la Roche フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2204-1-312-s
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Dujac Clos de la Roche

大部分はドメーヌ・デュジャック創設時、前身のドメーヌ・グライエから引き継いだ畑。2ha近い面積はポンソに次ぐ広さである。フェミニンなクロ・サン・ドニに対して「クロ・ド・ラ・ロッシュはマスキュリン」とジャック・セイスの次男アレックは言う。
(輸入元資料より)

生産者
デュジャック
Dujac
ワイン名
クロ ド ラ ロッシュ
Clos de la Roche
ヴィンテージ
2005
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96点
予想される飲み頃:NA

The Seysses’ 2005 Clos de la Roche charts new territory in this collection for sheer intensity. Black cherry, kirsch distillate, cedar, incense, iron filings, wet stone, and roasted meats and coffee represent a few of the immediate aromatic suggestions forced on this taster. In the mouth, it is similarly compelling, with an eruption of clear black cherry, cassis, and meat juices, faintly bitter notes of fruit skin and pungent herbal and mineral notes adding complexity. The texture is incipiently velvety, imposingly glossy, and a perfect cover for fine, abundant tannins. Spectacularly rich and reverberative in its multifaceted finish, this sensational wine deserves at least a decade of rest before re-opening.
(171, The Wine Advocate, 29th Jun 2007)

ブルゴーニュ最良の造り手の1つ

デュジャック Dujac

ベルギー出身のジャック・セイスが、1967年にドメーヌを購入して自らの名前「ジャック」を付けました。 1970年初頭に最初のワインをリリースしてから間もなく、ジャック・セイスは誰もが認める象徴的な存在となりました。ぶどうから最高の風味と質感を引き出す彼の能力は、ブルゴーニュの同業者とは一線を画していました。 コート・ドールのテロワールに対するジャックの敬意は、彼のぶどう栽培の手法や革新的なワイン製造方法に今でも表れていると言えます。

ジャックは、伝統的なワイン造りで賞賛されているものと現代的な技術を融合させようと、当時は革命的と考えられていた独自の手順を開発しました。畑では、それぞれのテロワールを最大限に生かすこと、ワイナリーでは、ぶどうを保存するための革新的な方法を模索しました。

1974年にはゴ・エ・ミヨ(強い影響力を持つフランス発祥のレストランガイド)によって発見され、すぐにフランス中の高級星付きレストランのワインリストに掲載されるようになりました。また、デュジャックの所有畑が拡大するにつれ、フランスのみならず、生産量の約80%を世界18カ国に輸出するようになっていきました。

2019年、幸運にも「デュジャック」のモレ・サン・ドニにあるドメーヌを訪問する機会がありジャックの息子であるアレックスに話を聞けました。

『2001年からビオへの移行を始め2010年に認定をもらいましたが、ビオディナミ農法に固執せず、1つの手法として考えているそうです。
計画的に最小限の介入を行うこの考え方により、それぞれのぶどう畑が可能な限り最高の果実を生産することができるようになりました。

収穫はすべて手摘みで8:00~17:00のあいだに行われます。
セラーにおいては、タンニンの存在感がありつつも、柔らかいワイン造りを目指しています。毎日ワインをテイスティングして抽出の状態を確認しています。

現在発酵には昔からあるコンクリートタンクを使用していますが、現在のコンクリートタンクと違い、昔からあるコンクリートタンクは3層でごつく保温効果があり、また手入れが容易。
次回タンクを購入する際は、昔のコンクリートタンクはもう入手できないので、ステンレスタンクにすると思う。

最近のミレジムについては、2015年、2016年は素晴らしい年。2017年は少し落ち着いており、2018年、2019年はさらにいい年になっている』

と、アレックスはドメーヌについて話してくれました。

現在、ドメーヌはジャックから次の世代へと移行しています。息子のジェレミーはワイン醸造とマーケティングに深く関わっており、ジェレミーの妻でU.C.デイヴィス大学で醸造学を専攻したダイアナはセラーの管理を担当し、アレックは父親の管理業務の多くを引き受けています。

新たな人材の投入が功を奏し、この注目すべきドメーヌは、ブルゴーニュ最良の生産者の1つとして地位を維持し続けています。


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