1880年、ボーヌに創業したジョゼフ・ドルーアンはブルゴーニュ大公とフランス国王(12~18世紀)のカーヴ、そしてシャブリのヴォードン水車小屋(18世紀)を社屋として、徐々に規模を拡大してきました。
細部までの心配り、追究心、品質志向、情熱と大胆さは、経験によって培った知識と先を見る目とともに代々引き継がれており、現在、4代目の兄弟たちがメゾンを率いています。 それぞれが自分の役割を果たし、ドルーアン一族の「品質へのこだわり」を実践しています。
数十年をかけてコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズ、そしてシャブリに73ヘクタールの自社畑を形成してきました。
その三分の二以上がプルミエ・クリュとグラン・クリュで占め、ブルゴーニュ有数の自社畑所有者となっています。 畑では、オーガニック栽培とビオディナミを実践しており、土壌に手入れには天然成分のものしか使用していません。自然の声を聴き尊重し、環境に配慮することを優先しています。
約90のアペラシオンを通じて、ブルゴーニュのテロワールのわずかなニュアンスをもあますことなく表現することに情熱を捧げており、バランスとハーモニー、そして個性を大切にし、完璧なエレガンスへの理想を常に追い求めているのです。