歩く「ブルゴーニュ大全」ジャスパー・モリスMWとヴィノスのニール・マーティンのSNSに頻繁に登場するようになった「ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ」(通称『CLF』)のトマ・コラード。
ヴィノスもワイン・アドヴォケイトも定期的に訪問している注目の生産者です。
モレ・サン・ドニのコカール家とフラジェ・エシェゾーのロワゾン家の結婚で、『CLF』は誕生しました。4代目当主のレイモン・コカール氏の2人の娘の子どもたちが運営しています。
長女シルヴィアンの娘クレールが販売を、次女マリーズの息子トマが栽培・醸造を担当しています。 2つの家が合体して、グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ヴージョ、シャルム・シャンベルタン、クロ・サン・ドニ、クロ・ド・ラ・ロッシュという6つの偉大なグランクリュを所有しています。
自家元詰めに切り替えた2010年以前は、契約に縛られており、ほとんどがネゴシアンにバルクワインを販売していました。そのため、CLFはまだワイン業界では完全には認知されておらず、隠れた宝石のような存在となっています。
トマは、ドメーヌ・シルヴァン・カティアールのセバスチャン・カティアールと親交があり、ワイン造りのアプローチも共通しています。トマのもと、CLFのグラン・クリュは、力強さに加えて、純粋さと果実の凝縮感があり、それぞれの土地の特徴を生かしたワインを生み出しています。 基本的に100%除梗。抽出はやや穏やかで、新樽比率も少なめでグラン・クリュでも50%以下です。生産量の80%は輸出しており、世界から非常に高い評価を受けているブルゴーニュの見逃してはいけない生産者です。
ワイン業界がCLFの素晴らしさに気づけば、これらのワインの需要と価格はさらに上昇するでしょう。ますます進化を続けるトマの造る「CLF」のワインをお値打ち価格で入手できる今がチャンスです!