キャピタン・ガニュロはラドワ・セリニ村に拠点を置く老舗ワイナリーです。1802年に前身であるメゾン・ガニュロが設立され、その後1864年にジャン・バティストの一人娘とフランソワ・キャピタンが結婚し、メゾン・キャピタン・ガニュロが設立されました。
本拠地であるラドワを中心にアロース・コルトン、サヴィニー・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレスを所有し、コート・ド・ニュイにもヴォーヌ・ロマネ、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョを所有しています。かのロバート・パーカー氏も、キャピタン・ガニュロを「ラドワで最も優れた生産者」と評価しており、その実力は折り紙付きです。
ガニュロの畑は、コルトンの丘の中腹にあります。ここはブルゴーニュで唯一赤白両方のワインを生産することができるエリアです。
・高級白ワインに適した石灰石の泥灰。
・上質な赤ワインに適した浅い粘土層の混じった粘土と石灰岩の土壌。
本拠地ラドワを中心にアロース・コルトン、サヴィニ・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレスを所有し、コート・ド・ニュイにもヴォーヌ・ロマネ、エシェゾー、クロ・ド・ヴージョを所有しています。
ラドワの知名度は高くありませんが、グラン・クリュのコルトン、コルトン・シャルルマーニュと連なる丘に位置する優れたテロワールも広がっています。
キャピタン・ガニュロはその2つのグラン・クリュを自家元詰めし、アメリカの有名評論家マット・クレイマーが「とても優れている」と評価したプルミエ・クリュ「ラドワ・ミコード」も単独所有しています。
フランスのワイン誌「ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」にも紹介されています。ブルゴーニュワインが値上がりする中で、隠れた名メゾンと言っていいでしょう。