アンヌ・フランソワーズ・グロは、ヴォーヌ・ロマネの名門グロ家の血筋を引くドメーヌです。「ドメーヌ・ジャン・グロ」のジャン氏の長女アンヌ・フランソワーズ女史がポマールの「ドメーヌ・パラン」の長男フランソワ氏と結婚し、1988年に設立しました。約14haの畑を所有し、ヴォーヌ・ロマネ、ポマール、リシュブールなどの著名なアペラシオンを誇ります。
2013年以降、子供たちがドメーヌの運営を引き継ぎ、娘カロリーヌがビジネスを、息子マティアスが醸造を担当しています。マティアスは「Le Guide Hachette des Vins 2023」で「ヴィニュロン オブ ザ イヤー」に選ばれるほどの実力を持ち、彼が手がけるワインは「滑らかで絹のようなタッチ」といったドメーヌの特徴をさらに磨き上げています。
■ワインのエチケットについて
エチケットに描かれている女性像は、アンヌ・フランソワーズの娘であるカロリーヌとロザリーの表情を基に、各テロワールの特徴を取り入れて描かれています。赤系のチョークタッチで描かれたもので、アーティストはマリ・ポール・ドヴィール・シャブロール。「ブルゴーニュの偉大さ、クラシックさ、エレガントさ」を表現しており、キュベごとに異なるデザインとなっています。