【パーカーポイント 96点】
アルヌー ラショー ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ グラン スショ 2018 正規品 ヴォーヌロマネ Arnoux Lachaux Vosne Romanee Les Grands Suchots フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2104-2-009
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アルヌー・ラショー 2018ヴィンテージ

「2018年はブルゴーニュの赤にとって素晴らしいヴィンテージでしたが、一部のワインは酸味が足りず、柔らかさがあります。しかし、このワインはそうではなく、良い意味で緊張感のあるワインに仕上がっています。豊かさはあるが重さはなく、繊細な酸味がフレッシュで食欲をそそる。若いうちから楽しめるワインですが、熟成させることでより多くのニュアンスと複雑さが出てくることは間違いありません。」と堅固な信念を確信を持って造るシャルルのワインは、これからますます目が離せません。

収穫量が非常に少なく、非常に凝縮されたエレガントなスタイル

南はロマネ・サン・ヴィヴァンとリシュブール、北はエシェゾーに囲まれた特別な場所にある0.5ヘクタールに満たない畑です。この畑のブドウの平均樹齢は60~70年です。薔薇の花びら、ダークベリー、エキゾチックなスパイス、トーストの深い香り。グラン・クリュ並みの力強さを感じさせるしなやかなタンニンと繊細な酸味が感じられます。非常にエレガントなスタイルです。

生産者
アルヌー ラショー
Arnoux Lachaux
ワイン名
ヴォーヌ ロマネ レ グラン スショ
Vosne Romanee Les Grands Suchots
ヴィンテージ
2018
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96点
予想される飲み頃:2026 - 2060

I couldn't resist drinking a bottle of Charles Lachaux's 2018 Vosne-Romanée 1er Cru Les Grands Suchots, and while this is an immensely serious wine, built for the cellar, I certainly enjoyed catching it before it shuts down. Unfurling in the glass with a deep and kaleidoscopically complex bouquet of wild berries, peonies, cinnamon, Indian spices and blood orange, it's medium to full-bodied, deep and complete, with striking concentration without weight, exquisitely powdery structuring tannins, and a long, perfumed finish. This is a magical wine in the making and readers shouldn't hesitate to jump at the opportunity to acquire a few bottles, the high market price notwithstanding.
(July 2020 Week 2, The Wine Advocate, 17th Jul 2020)

若きシャルルの作る『ミニ・ルロワ』

アルヌー ラショー Arnoux Lachaux

ロバート・パーカーはブルゴーニュを評価していたはるか昔、ヴォーヌ・ ロマネのロベール・アルヌーを、「ミニDRC」と呼びました。アルヌー・ラショーに名前を変えて、当主パスカル・ラショーの長男シャルルが参画して革新を進める今、ドメーヌ・アルヌー・ラショーは「ミニ・ルロワ」と呼んでいいかもしれません。
ブルゴーニュでは、新世代の若手が意欲的なワイン造りで、父とは異なるワインを産み出しています。ビオディナミへの転換、醸造過程での亜硫酸無添加や全房発酵の導入などが主な手法ですが、ドメーヌ・アルヌー・ラショーのシャルル・ラショーは中でも先頭を走っている1人です。

シャルルの父パルカル・ラショーは2012ヴィンテージから、息子にワイン造りのすべてを任せ、口出しはせずに好きなようにさせました。30歳のシャルルは4年前に飲んだ、ドメーヌ・ルロワに衝撃を受けて変わってきました。

「ヴィラージュのワインだったが、それまでに飲んだ中で最高のワインだった。エモーションにあふれていた。彼女の栽培手法を批判する人が多かったが、目を見開かされた」

ラルー・ビーズ・ルロワと親交を深めて、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わないようになりました。ルロワの畑でみられるように伸びた枝を編み物のように束ねるトリコタージュをしています。枝の先端は成長に必要なエネルギーを生み出す器官が集中しており、これにより、光合成が活発になり、より多くのエネルギーがそれぞれのブドウに行き渡ります。 キャノピーの管理は早熟を促し、ブドウが完熟しても糖度が低い状態で収穫できるという利点があります。現在、ルロワとドメーヌ・ビゾのジャン・イヴ・ビゾがこの管理方法を実践しています。

このキャノピー管理には、2倍の時間と4倍の作業員が必要ですがそれだけの価値はあります。アルヌー・ラショーのワインは、驚くほどのエネルギーとエレガンスを備えており、ヴォーヌとニュイを最もよく表現しているワインに仕上がっています。
「年々、人手が必要になっています。仕事は正確に、手作業で行わなければなりません」とシャルルは語っています。


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