【パーカーポイント 96点】
アルヌー ラショー ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ オー レイニョ 2018 正規品 ヴォーヌロマネ Arnoux Lachaux Vosne Romanee Aux Reignots フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2104-2-007
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アルヌー・ラショー 2018ヴィンテージ

「2018年はブルゴーニュの赤にとって素晴らしいヴィンテージでしたが、一部のワインは酸味が足りず、柔らかさがあります。しかし、このワインはそうではなく、良い意味で緊張感のあるワインに仕上がっています。豊かさはあるが重さはなく、繊細な酸味がフレッシュで食欲をそそる。若いうちから楽しめるワインですが、熟成させることでより多くのニュアンスと複雑さが出てくることは間違いありません。」と堅固な信念を確信を持って造るシャルルのワインは、これからますます目が離せません。

『オー・レイニョは私たちの中で最も完成度の高いもので、5年間の畑での作業の集大成です』 ― シャルル・ラショー

0.19haの区画から、2017年と同じ2018年は2樽のみ生産(1本の木に6房)。高い評価を得ているプルミエ・クリュです。香りは驚くほど前面に出ており、直接的で生き生きとしたラズベリーの果実味が感じられます。

マダム ルロワの影響を受けて、ブドウの木のキャノピーを巻き、1ヘクタールあたり20,000本のブドウの木を植えています。非常に手間のかかる作業ですが、それが功を奏しているようで、シャルルは、畑での凝縮感を実現しています。また彼は、「2018年のオー・レイニョについて、『オー・レイニョは私たちの中で最も完成度の高いもので、5年間の畑での作業の集大成です」と語っています。

生産者
アルヌー ラショー
Arnoux Lachaux
ワイン名
ヴォーヌ ロマネ オー レイニョ
Vosne Romanee Aux Reignots
ヴィンテージ
2018
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96点
予想される飲み頃:NA

One cuvée that I radically underrated just after bottling is the 2018 Vosne-Romanée 1er Cru Aux Reignots, a wine that I had the occasion to drink after harvest in 2021. Soaring from the glass with a striking bouquet of red berries, orange rind, rose petals, exotic spices and musk, it's medium to full-bodied, melting and sensual, with supple tannins and an ample core of pure, perfumed fruit. Suave and seamless, this is now showing its cards much more completely than was the case two years ago, and it's holding a winning hand.
(January 2022 Week 3, The Wine Advocate 21st Jan 2022)

若きシャルルの作る『ミニ・ルロワ』

アルヌー ラショー Arnoux Lachaux

ロバート・パーカーはブルゴーニュを評価していたはるか昔、ヴォーヌ・ ロマネのロベール・アルヌーを、「ミニDRC」と呼びました。アルヌー・ラショーに名前を変えて、当主パスカル・ラショーの長男シャルルが参画して革新を進める今、ドメーヌ・アルヌー・ラショーは「ミニ・ルロワ」と呼んでいいかもしれません。
ブルゴーニュでは、新世代の若手が意欲的なワイン造りで、父とは異なるワインを産み出しています。ビオディナミへの転換、醸造過程での亜硫酸無添加や全房発酵の導入などが主な手法ですが、ドメーヌ・アルヌー・ラショーのシャルル・ラショーは中でも先頭を走っている1人です。

シャルルの父パルカル・ラショーは2012ヴィンテージから、息子にワイン造りのすべてを任せ、口出しはせずに好きなようにさせました。30歳のシャルルは4年前に飲んだ、ドメーヌ・ルロワに衝撃を受けて変わってきました。

「ヴィラージュのワインだったが、それまでに飲んだ中で最高のワインだった。エモーションにあふれていた。彼女の栽培手法を批判する人が多かったが、目を見開かされた」

ラルー・ビーズ・ルロワと親交を深めて、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わないようになりました。ルロワの畑でみられるように伸びた枝を編み物のように束ねるトリコタージュをしています。枝の先端は成長に必要なエネルギーを生み出す器官が集中しており、これにより、光合成が活発になり、より多くのエネルギーがそれぞれのブドウに行き渡ります。 キャノピーの管理は早熟を促し、ブドウが完熟しても糖度が低い状態で収穫できるという利点があります。現在、ルロワとドメーヌ・ビゾのジャン・イヴ・ビゾがこの管理方法を実践しています。

このキャノピー管理には、2倍の時間と4倍の作業員が必要ですがそれだけの価値はあります。アルヌー・ラショーのワインは、驚くほどのエネルギーとエレガンスを備えており、ヴォーヌとニュイを最もよく表現しているワインに仕上がっています。
「年々、人手が必要になっています。仕事は正確に、手作業で行わなければなりません」とシャルルは語っています。


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