生産量の少ないコルトン最良のワイン
DRCが2009年から生産を始めた最も歴史の若いワインです。ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードから借りたコルトンのグランクリュのル・クロ・デュ・ロワ、レ・ルナルド、レ・ブレッサンドの3区画をブレンドします。コート・ド・ボーヌで造る唯一の赤ワインです。
ル・クロ・デュ・ロワ0.57ヘクタール、レ・ルナルド0.5ヘクタール、レ・ブレッサンド1.2ヘクタールの計2.27ヘクタール。東向き斜面中腹の恵まれた場所にあるコルトンの丘で最良のクリマです。平均樹齢は46年。
3つの区画をブレンドしたコルトン最良のワインの一つです。当初は別々のキュヴェとして生産する計画があるという話でしたが、いまだにブレンドしています。ブレッサンドは濃厚で引き締まっていて、クロ・デュ・ロワは濃厚で力強い。ルナルドは両者に接してながら、少し趣が異なり、肉厚で、野性味を帯びています。
プランス・フローラン・ド・メロードはアロース・コルトン、ラドワ・セリニ、ポマールに畑を所有する老舗ドメーヌです。DRCの栽培責任者ニコラ・ジェイコブが2008年からビオディナミを導入しましたが、大きな手入れが不要なほど、よい状態でした。ロマネ・コンティよりわずかに広い程度の面積ですから、生産量は500から600ケースと希少です。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- コルトン
Corton - ヴィンテージ
- 2017
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 93点
予想される飲み頃:2022 - 2055
The 2017 Corton Grand Cru is performing beautifully from bottle, bursting from the glass with a captivating bouquet of peonies, rose hips, sweet red berries, orange rind, spices and subtle soil tones. On the palate, the wine medium to full-bodied, supple and velvety, with succulent acids, good concentration and a long, exquisitely perfumed finish. Indeed, it's only by comparison with the domaine's utterly suave wines from Vosne-Romanée later in the tasting that this Corton's tannins seem comparatively coarse-grained. Picked on September 4th, it is showing appreciably better than it did when I tasted it from tank before bottling last year.
(January 2020 Week 2, The Wine Advocate, 10th Jan 2020)