生産量の少ないコルトン最良のワイン
DRCが2009年から生産を始めた最も歴史の若いワインです。ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードから借りたコルトンのグランクリュのル・クロ・デュ・ロワ、レ・ルナルド、レ・ブレッサンドの3区画をブレンドします。コート・ド・ボーヌで造る唯一の赤ワインです。
ル・クロ・デュ・ロワ0.57ヘクタール、レ・ルナルド0.5ヘクタール、レ・ブレッサンド1.2ヘクタールの計2.27ヘクタール。東向き斜面中腹の恵まれた場所にあるコルトンの丘で最良のクリマです。平均樹齢は46年。
3つの区画をブレンドしたコルトン最良のワインの一つです。当初は別々のキュヴェとして生産する計画があるという話でしたが、いまだにブレンドしています。ブレッサンドは濃厚で引き締まっていて、クロ・デュ・ロワは濃厚で力強い。ルナルドは両者に接してながら、少し趣が異なり、肉厚で、野性味を帯びています。
プランス・フローラン・ド・メロードはアロース・コルトン、ラドワ・セリニ、ポマールに畑を所有する老舗ドメーヌです。DRCの栽培責任者ニコラ・ジェイコブが2008年からビオディナミを導入しましたが、大きな手入れが不要なほど、よい状態でした。ロマネ・コンティよりわずかに広い程度の面積ですから、生産量は500から600ケースと希少です。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- コルトン
Corton - ヴィンテージ
- 2012
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 92点
予想される飲み頃:2016 - 2028
The 2012 Corton Grand Cru was cropped at 11 hectoliters per hectare on September 21. Clear, almost pale in color, the nose exudes that term often appropriated to Burgundy: transparency. The aromatics gradually unfold with light strawberry and red cherry scents, just a hint of sous bois in the background. The palate is crisp on the entry with tart cherries, a fine line of acidity and hints of brown sugar interwoven through the finish that fans out gently. It feels a little foursquare, a "correct" Corton that is perhaps letting the fellow Grand Crus take the limelight. But it will give pleasure over the next 10 to 12 years, and though it might not represent the best Corton since the domaine took over the parcels in 2009, it is perhaps the one that slots in perfectly with the other wines. Just 242 cases produced this year.
(217, The Wine Advocate 28th Feb 2015)