DRCの中で最もお買い得
ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。
栽培面積は3.52ヘクタール。全体の40%を占める最大の所有者です。グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。北にはミュジニーがあります。
ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。
グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- グラン エシェゾー
Grands Echezeaux - ヴィンテージ
- 2017
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 94+点
予想される飲み頃:2030 - 2057
More brooding and reserved than the Échézeaux that preceded it in the tasting, the 2017 Grands Échézeaux Grand Cru unwinds in the glass with an enticing bouquet of cassis, blackberries, blood orange, exotic spices and musk. On the palate, it's full-bodied, ample and fleshy, with a more introverted, structured profile than the Échézeaux, its considerable reserves of concentrated fruit framed by an abundance of powdery tannin and succulent acids. Long and penetrating, this will reward sustained bottle age. The Grands Échézeaux was picked on September 12.
(January 2020 Week 2, The Wine Advocate, 10th Jan 2020)