DRCの中で最もお買い得
ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。
栽培面積は3.52ヘクタール。全体の40%を占める最大の所有者です。グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。北にはミュジニーがあります。
ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。
グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- グラン エシェゾー
Grands Echezeaux - ヴィンテージ
- 2013
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 93点
予想される飲み頃:2020 - 2040
The 2013 Grands Echézeaux Grand Cru was picked on the afternoon of October 6 and then the following morning, the yield delivering 21.5 hectoliters per hectare, higher than the Echézeaux. It has a vivid bouquet of Morello cherry, strawberry, crushed stone and just a touch of wilted rose petal, all beautifully defined and seeming to gain intensity in the glass. The palate is extremely well balanced and the acidity is well judged. There are earthy tones present, a hint of autumn woodland, a subtle but very attractive leafiness embroidered into the fruit. This is a very typical Grands Echézeaux, perhaps a little introspective compared to the more outgoing Echézeaux, but there is considerable length. Production is 782 cases. Tasted February 2016.
(223, The Wine Advocate, 4th Mar 2016)