DRCの中で最もお買い得
ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。
栽培面積は3.52ヘクタール。全体の40%を占める最大の所有者です。グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。北にはミュジニーがあります。
ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。
グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- グラン エシェゾー
Grands Echezeaux - ヴィンテージ
- 2014
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: (93-95)点
予想される飲み頃:2018 - 2040
The 2014 Grands Echézeaux Grand Cru has a more expressive, perhaps more floral bouquet compared to the Echézeaux at the moment. There is a mineral component here that is discretely stitched into these aromatics. The palate is medium-bodied, quite saline on the entry with a little more density than its 'little brother' -- he mouth tingling the sides long after it has departed. This appears to be a step up from the Echézeaux at this prenatal juncture, exuding the class of this great grand cru.
(The Wine Advocate, Dec 31, 2015)