DRCの中で最もお買い得
ロバート・パーカーがかねてらから力説してきたように、DRCの中で最もお買い得なのがグラン・エシェゾーです。熟成力という点では、ラ・ターシュをしのいで、ドメーヌの中で最長と、オベール・ド・ヴィレーヌが語っています。力強く、しっかりしたストラクチャーがあり、深みのある男性的な味わいです。
栽培面積は3.52ヘクタール。全体の40%を占める最大の所有者です。グラン・エシェゾーには14の農家がいますが、ここでもDRCは独壇場です。畑の東側はクロ・ド・ヴージョの最も高い区画に接し、西側はエシェゾーに接しています。北にはミュジニーがあります。
ブルゴーニュの評論家アレン・メドウズは、平均的なグラン・エシェゾーは平均的なクロ・ド・ヴージョを上回ると評しています。グラン・エシェゾーのトップに立つDRCのエシェゾーが、クロ・ド・ヴージョのトップクラスのドメーヌより優れているのは当然でしょう。
グラン・エシェゾーはラ・ターシュやロマネ・サン・ヴィヴァンと同じ香りの枠組みを持っていて、リシュブールともよく似ているが、アジアのスパイスの香りに欠けるというのが、メドウズの評価です。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- グラン エシェゾー
Grands Echezeaux - ヴィンテージ
- 2005
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: (95 - 96)点
予想される飲み頃:NA
The 2005 Grands-Echezeaux displays an utterly different, less charming personality than its “little” sibling. Fresh black raspberry and black cherry hover between sorbet-like and faintly-caramelized manifestations. The palate is obviously dense, with considerable grip and ultra-fine tannins, incipient silkiness, but not the creaminess of the Echezeaux. Fresh berry, faintly tart fruit skin, and nut oils inform an uncannily kinetic finish that makes one’s mouth quiver.
(170, The Wine Advocate, 30th Apr 2007)