【パーカーポイント 95点】
ロマネコンティ ロマネ サン ヴィヴァン 2006 ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ ロマネサンヴィヴァン DRC Romanee St.Vivant フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2404-2-109
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エレガントなミニ・ロマネ・コンティ

ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。

ルーツは12世紀にサン・ヴィヴァン・ド・ヴェルジィ修道院が植え付けたル・クルー・ド・サン・ヴィヴァンまでさかのぼります。その一部は、後にロマネ・コンティと呼ばれるようになり、残りがラ・ロマネ・サン・ヴィヴァンとなったのです。

革命後に売却され、畑の半分以上はマレ・モンジュ家の持ち物になりました。女性オーナーのジュヌヴィエーヴ・マレ・モンジュは、ロマネ・サン・ヴィヴァンの名声を高めようと、1966年から5.28ヘクタールの区画をDRCに貸し出しました。最初のヴィンテージの収量は1万8700本です。

ワインは、ドメーヌ・マレ・モンジュの名前と紋章を印、ネックにはDRCが畑と醸造の責任者であることが記されていました。未婚で子供のなかったジュヌヴィエーヴが亡くなった後の1988年、DRCは彼女の相続人から約1000万ドルで畑を購入しました。資金調達のため、エシェゾー、グラン・エシェゾーのほかDRC所有のヴォーヌ・ロマネ・プルミエクリュが売却されました。

ロマネ・サン・ヴィヴァンは少し地味なイメージがあるのですが、それは大きな間違いです。ラ・ターシュの力強さやリシュブールの華やかさにはかないませんが、香り高さにおいてはロマネ・コンティに次ぐワインです。DRCを何度も飲んだ経験のある目利きは、ミニ・ロマネ・コンティとして賛辞を惜しみません。

ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑は、DRCのオフィスの西側の、ロマネ・コンティやリシュブールより低い位置に広がっています。岩盤はウミユリ石灰岩が主体で、粘土や泥灰土が下層に広がっています。傾斜は3度から5度で、やや緩やかです。

植え替えで品質がさらに向上中

マレ・モンジュ時代は、収量の多いクローンが植えられていたため、DRCは購入後に、植え替えに乗り出しました。ロマネ・コンティの畑から選別して増やしたDRCクローンを接ぎ木する作業を2001年から始めて、作業を続けています。その効果が明確に出てくるのは、2020年から2030年と見られ、さらに品質が上がるのは間違いありません。
 
ロマネ・サン・ヴィヴァンは優雅で、バランスがとれていて、かぐわしい。スミレ、ラズベリー、バラの香水のアロマを放ち、セイバリーな味わい。ミュジニーに比肩される女性的なワインです。

生産者
ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC
ワイン名
ロマネ サン ヴィヴァン
Romanee St.Vivant
ヴィンテージ
2006
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 95点
予想される飲み頃:2009 - 2029

The Domaine de La Romanee-Conti's 2006 Romanee-St.-Vivant charts its own mysterious path, dissimilar to that of their Grands-Echezeaux, as well as reflecting the strides in quality that have manifestly been achieved in recent years in this site, more than at any other at this domaine. Iris, buddleia, and musky narcissus-like floral perfume; ripe purple plum and blackberry; sassafras and licorice; along with smoked meat and a hoisin-like amalgam of spices and soy all waft alluringly from the glass. The tannins here are ultra-refined and there is a vintage-typical sense of levity, despite all of the dark intrigue of enveloping black fruits, forest floor, fungal, and carnal flavors that persist on the palate. Here is an uncanny alliance of the sensual and thought-provoking such as only great red Burgundy among the world's red wines can engender, and if this wine doesn't stimulate in you cravings and wonder at once, the fault is doubtless in yourself and not the glass. It seems to marry the brightness and finesse of the 2002 with the texturally richness of the (unexpectedly fine) 2000, two standouts in recent tasting of Romanee-St.-Vivant that I was privileged to attend. But there is much more depth here, and I expect that this wine's beauty will be worth pondering and savoring for at least two decades.
(The Wine Advocate, Dec 22, 2009)

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