リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい
リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。
DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。
リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。
リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- リシュブール
Richebourg - ヴィンテージ
- 2016
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 97点
予想される飲み頃:2026 - 2060
Broader-shouldered and ampler than the Romanée-St-Vivant, the 2016 Richebourg Grand Cru unfurls in the glass with a lavish bouquet of cassis, dark plums, candied peel, potpourri, Asian spices, peonies and smoked duck. On the palate, the wine is full-bodied, rich and expansive, with considerable depth and dimension at the core, and a gourmand, almost fleshy profile that marries beautifully with its cool, precise fruit tones and its velvety structuring tannins. This is a superb Richerbourg that to my palate surpasses the 2015 rendition.
(Interim January 2019 Week 1, The Wine Advocate, 5th Jan 2019)