リッチでゴージャス 死ぬまでに飲みたい
リシュブールは、モノポールのロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、ラ・ロマネを除けば、造り手が望みうるヴォーヌ・ロマネ最高のグランクリュです。DRCは全体の45%にあたる3.51ヘクタールの畑を所有しています。これに続くのがルロワの0.78ヘクタールで、DRCの栽培面積は圧倒的な広さです。
DRCの畑はロマネ・コンティとラ・ターシュに隣り合う区画とレ・ヴェロワイユの区画からなり、標高260から280メートルに広がります。やや北向きの区画もあり、ドメーヌの中では収穫の遅い畑です。
リシュブールは名前の通り、リッチで、力強く、ゴージャスなワインです。筋肉質で、ロマネ・サン・ヴィヴァンより骨太で、若いときはコーヒーやチョコレート、熟成するとブラックフルーツやあぶった牛肉の香りに発展します。
リシュブールを所有する11のドメーヌすべてが自家元詰しています。いずれ劣らぬ名門ばかりですが、DRCは面積の広さもあって、ベンチマーク的な存在です。伝説的な1959年は、デキャンター・マガジンが2004年に選んだ「死ぬまでに飲みたいワイン100本」で4位にランクインしました。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- リシュブール
Richebourg - ヴィンテージ
- 1995
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 90+点
予想される飲み頃:2015 - 2025
The 1995 Richebourg Grand Cru is a wine that I have not tasted for a few years, but it did not enthrall like the 1999 or have the easy-going charm of the 2007 Richebourg. There is some maturity showing on the brick-ish rim. The nose is forward and earthy with sage, dried orange peel and a touch of mint, though it feels a little more diffuse that I was expecting. The palate is balanced and quite savory, perhaps more than I was expecting. It is an enjoyable Richebourg, but it does not have the stamp of authority. I suspect there are better bottles than this, ergo my plus-sign next to a somewhat parsimonious score.
(The Wine Advocate, Nov 30, 2015)