【パーカーポイント 96点】
ロマネコンティ ラ ターシュ 2007 ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ DRC La Tache ラターシュ フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 1902-1-008
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一貫性のある男性的な味わい

1990年に出版された、米国の評論家マット・クレイマーの「ブルゴーニュワインがわかる」に、DRCの共同経営者だったラルー・ビーズ・ルロワの興味深いコメントが載っています。

「20年かかってようやく、ロマネ・コンティが最も偉大なブドウ畑であるわけがわかりました。そうなる前は、ラ・ターシュに惚れ込んでましてね」  
 世界の頂点に立つDRCとドメーヌルロワを手掛けてきた稀代の造り手マダム・ルロワをして、ロマネ・コンティをしのぐと思わせたことがあるラ・ターシュの魅力とはどこにあるのでしょうか?

専門家の間で一致しているのは、品質の安定性です。ロマネ・コンティほど、ヴィンテージの影響を受けにくいのです。ラ・ターシュの畑は、ヴォーヌ・ロマネのグランクリュの最上部から最下部まで6.06ヘクタールに広がっています。標高にして250から300メートル。上部と下部では気温も土壌も異なりますが、逆にどのような年でも、一貫したスタイルと品質に仕上げやすい。

岩盤はプレモー石灰岩か白い魚卵岩からなり、表土の厚さは上部と下部で異なります。1985年に斜面の中腹に溜池を造り、あふれた水はコンクリートの溝を通ってふもとに流れます。土壌自体も水はけに優れています。

19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家です。不況と相続トラブルで売りに出され、エドモン・ド・ヴィレーヌとジャック・シャンボンが購入し、ドメーヌが所有していたレ・ゴーディショと統合しました。1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。

世界中の評論家が称賛

ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。バランスの良さはいうまでもありません。

世界中の評論家が賛辞を送っています。ワイン・スペクテイターのパー・ヘンリック・マンソンは、1945、1947、1949に100点を与えました。イギリスのデキャンター・マガジンが2004年に掲載した「死ぬまでに飲みたいワイン100本」に、ラ・ターシュは1990、1978、1966の3ヴィンテージが選ばれています。

生産者
ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC
ワイン名
ラ ターシュ
La Tache
ヴィンテージ
2007
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96点
予想される飲み頃:2010 - 2030

The 2007 La Tache amply illustrates why this monopole is the darling among most of those lucky enough to regularly taste or collect the wines of the Domaine de La Romanee-Conti. Hints of mocha, vanilla, maraschino, and almond paste lend a confectionary note to generously rich cassis and raspberry, while Latakia tobacco, peat, clove, black pepper, star anise, and cumin contribute commune-typical Vosne-Romanee personality in spades. The high-toned, sweet themes continue inner mouth, with intimation of heliotrope, rowan, and lily perfume, while the wine’s smoky, spicy elements seem to descend into a low-register undertone of roasted red meats and forest floor. As this opens to the air, a subtly sweet-saline suggestion of lobster shell reduction adds richness and succulence. Strikingly creamy in feel, this La Tache nevertheless possessed a fresh berry edge that helps convey vibrancy to a finish that practically glows in your mouth, offering another of those Burgundian paradoxes of light and dark. Here, de Villaine’s case for long-term potential is easily made, and I expect this will richly reward at least 15-20 years of attention.
(189, The Wine Advocate 29th Jun 2010)

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