白ワインの頂点モンラッシェの最高峰に立つDRC
白ワインの頂点に立つモンラッシェ。7.99ヘクタールの畑から生まれるワインは、世界中の愛好家が探し求めています。ピュリニー・モンラッシェに4.01ヘクタール、シャサーニュ・モンラッシェに3.99ヘクタールの畑があります。ピュリニー側が「モンラッシェ」、シャサーニュ側が「ル・モンラッシェ」を名乗ります。
15生産者のワインが世に出ています。DRC、コント・ラフォン、ラモネ、ルフレーヴがトップを走るのは衆目の一致するところですが、ルフレーヴとラモネは生産量が少なすぎて、市場で見るのは稀です。一度は飲みたいのがやはりDRCのモンラッシェでしょう。DRCの所有する7つのグランクリュの中で最も入手困難です。
ラモネを除く3ドメーヌが、シャサーニュ側に畑を所有しています。DRCの畑はピュリニーとの境界に接しています。ル・モンラッシェで5番目の大区画所有者です。DRCの所有するグランクリュでは最も新しい。1963年にムーシュロン伯爵から、0.3419ヘクタールを購入し、その後、0.167ヘクタールの区画を2つ買い足しました。計0.675ヘクタールです。1.8ヘクタールのロマネ・コンティの3分の1ですから、市場で見かけないのは当たり前です。60年を超す樹齢の古木から毎年、3000本前後しか生産されません。
DRCのモンラッシェの畑は斜面の上部から下部までカバーするひとかたまりの区画です。安定感があります。ミルランダージュ(結実不良)がしばしば起き、収穫日はドメーヌで最も遅いことが多い。貴腐菌がしばしばつきますが、フレッシュな酸も備えています。赤ワインよりも長命なことも珍しくありません。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- モンラッシェ
Montrachet - ヴィンテージ
- 2015
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 96+点
予想される飲み頃:2025 - 2050
The 2015 Montrachet Grand Cru is still predictably youthful, unfurling in the glass with aromas of crisp Anjou pear, buttered citrus, tangerine oil and a prominent framing of very classy new oak. On the palate, the wine is full-bodied, multidimensional and concentrated, both satiny and textural without being remotely unctuous, and underpinned by succulent, even tangy acids. At this stage, where the wine really shows its pedigree is in its extraordinarily long, oak-inflected finish. Given the vintage, one might have expected more ripeness and drama, but the domaine is picking its Montrachet a bit earlier these days, and that has done it no harm at all in 2015. It would be interesting to taste this wine alongside Ramonets example, which is both more textural and less overtly oaky, but my sense is that the two are on the same qualitative level in their very different styles.
(239, The Wine Advocate 1st Nov 2018)