白ワインの頂点モンラッシェの最高峰に立つDRC
白ワインの頂点に立つモンラッシェ。7.99ヘクタールの畑から生まれるワインは、世界中の愛好家が探し求めています。ピュリニー・モンラッシェに4.01ヘクタール、シャサーニュ・モンラッシェに3.99ヘクタールの畑があります。ピュリニー側が「モンラッシェ」、シャサーニュ側が「ル・モンラッシェ」を名乗ります。
15生産者のワインが世に出ています。DRC、コント・ラフォン、ラモネ、ルフレーヴがトップを走るのは衆目の一致するところですが、ルフレーヴとラモネは生産量が少なすぎて、市場で見るのは稀です。一度は飲みたいのがやはりDRCのモンラッシェでしょう。DRCの所有する7つのグランクリュの中で最も入手困難です。
ラモネを除く3ドメーヌが、シャサーニュ側に畑を所有しています。DRCの畑はピュリニーとの境界に接しています。ル・モンラッシェで5番目の大区画所有者です。DRCの所有するグランクリュでは最も新しい。1963年にムーシュロン伯爵から、0.3419ヘクタールを購入し、その後、0.167ヘクタールの区画を2つ買い足しました。計0.675ヘクタールです。1.8ヘクタールのロマネ・コンティの3分の1ですから、市場で見かけないのは当たり前です。60年を超す樹齢の古木から毎年、3000本前後しか生産されません。
DRCのモンラッシェの畑は斜面の上部から下部までカバーするひとかたまりの区画です。安定感があります。ミルランダージュ(結実不良)がしばしば起き、収穫日はドメーヌで最も遅いことが多い。貴腐菌がしばしばつきますが、フレッシュな酸も備えています。赤ワインよりも長命なことも珍しくありません。
- 生産者
- ドメーヌ ド ラ ロマネ コンティ
DRC - ワイン名
- モンラッシェ
Montrachet - ヴィンテージ
- 1999
- 容量
- 750ml
- 解説
- パーカーポイント: 93点
予想される飲み頃:2001 - 2011
The 1999 Montrachet reveals golden hues to its color and a nose of massive ripeness. Powerful spice scents are intermingled with tropical yellow fruits and anise in its aromatics. Medium to full-bodied, it is fat, plump, oily-textured, and unbelievably rich. Its layers of spices and hyper-ripe fruits are sensually decadent and linger on the tasters palate for a long while. This is a broad, massively dense Montrachet for drinking over the next 8-10 years.
(136, The Wine Advocate 31st Aug 2001)